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新札幌市史第1巻通史1 （石狩海岸平野）

石狩海岸平野 太平洋戦争が終わった昭和二十年ころの札幌の市街地は、札幌扇状地の上が主体で北はせいぜい,この平野は石狩海岸平野とよばれ、地形的にも特徴のある平野なのである。,図-5　石狩海岸平野の地形 / 石狩海岸平野

新札幌市史第1巻通史1 （最終亜氷期の石狩海岸平野）

最終亜氷期の石狩海岸平野 最終氷期最盛期の最寒冷期(二万年前～一万八〇〇〇年前)における海水面の低下量,石狩海岸平野においても、大規模な開発事業にともなう地下水調査・基礎地盤調査・環境保全や公害防止を目途とした,研究だけでなく、地質学および古生物学(貝類・花粉・珪藻化石)的な検討、さらに14C年代の測定もなされ、石狩海岸平野,およそ二万年前の最終氷期最盛期の最寒冷期には海水面はどれくらい低下し、石狩海岸平野はどんな地形をしていたのだろうか,図-14　石狩海岸平野の古地形　この図からもわかるように、二万年前の寒冷期には、古石狩川、古豊平川 / 最終亜氷期の石狩海岸平野

新札幌市史第1巻通史1 （埋没古三角州堆積物）

埋没古三角州堆積物前述したように、石狩海岸平野の地下には、最終氷期最寒冷期の埋没谷礫層やそれより古,古三角州堆積物としたものは、主として石狩海岸平野の西側の地下に分布し、14C年代値や含まれる貝化石などから

新札幌市史第1巻通史1 （谷を埋めた堆積物）

谷を埋めた堆積物札幌市の北部も含まれる石狩海岸平野は、石狩湾岸から内陸にむかって、海浜―海岸砂丘(,最終氷期の最寒冷期、二万～一万八〇〇〇年くらい前は、すでに述べたように、海水面が約一〇〇メートルも下がり、石狩海岸平野

新札幌市史第1巻通史1 （【主要参考文献・史料】）

の遺跡と文化」『北海道開拓記念館研究報告』六号、札幌市公害部『札幌市の地盤沈下』、上杉陽・遠藤邦彦「石狩海岸平野,続北海道五万年史』、郷土と科学編集委員会編「北海道の放射年代等一覧表」『続北海道五万年史』、松下勝秀「石狩海岸平野

新札幌市史第1巻通史1 （末期）

石狩海岸平野はどうだろう。

新札幌市史第1巻通史1 （札幌市の地質学的位置）

がる丘陵地や台地地域、③豊平川や発寒川がつくった扇状地や河岸段丘地域、そして、④北部に広がる沖積平野(石狩海岸平野

新札幌市史第1巻通史1 （紅葉山砂礫相）

これによって、その後の石狩海岸平野は、紅葉山砂礫州(後に砂丘)を境に外側と内側ではまったく異なった形成過程

新札幌市史第1巻通史1 （最終間氷期の古地理）

いっぽう、石狩丘陵域や石狩海岸平野部の地下の堆積層には、現在のところ、もみじ台層に相当する地層は確認されていない

新札幌市史第1巻通史1 （古石狩湾期(一万年～七〇〇〇年前)）

古石狩湾期(一万年～七〇〇〇年前) 石狩海岸平野の晩氷期(一万四〇〇〇～一万五〇〇〇年前)以降の堆積物

新札幌市史第1巻通史1 （【主要参考文献・史料】）

町田洋・新井房雄・宮内崇裕・奥村晃司「北日本を広くおおう洞爺火山灰」『第四紀研究』二六巻、松下勝秀「石狩海岸平野

新札幌市史第1巻通史1 （泥炭地形成期(四〇〇〇年前～現在)）

石狩海岸平野においては、花粉化石による証拠は明瞭でないが、紅葉山砂丘の外縁の花畔砂層の最上部が土壌化され

新札幌市史第1巻通史1 （図版・写真・表組一覧）

、地盤地質図No.1「札幌」および5万分の1地質図幅「札幌」などを参考に編図 (10頁)　図-5 石狩海岸平野,石狩湾新港環境影響調査」から引用 (85頁) 図-13　分部越と花畔のボーリング柱状図　松下勝秀「石狩海岸平野,と上部更新―完新統について」『第四紀研究』18巻(1979)より引用・加筆 (85頁)　図-14 石狩海岸平野,1975)から引用 (103頁)　図-3　前田砂層・紅葉山砂礫相・生振砂礫相の分布図　松下勝秀「石狩海岸平野

新札幌市史第1巻通史1 （新札幌市史　第一巻　通史一／総目次）

琴似川扇状地　発寒川扇状地　山麓緩斜面・崖錐　河岸段丘　　第四節　北部の平野…12 　　　　　　　石狩海岸平野,扇状地の成因　札幌扇状地　発寒川扇状地　　第四節　埋積された台地…84 　　　　　　　最終亜氷期の石狩海岸平野,第五節　最終氷期の地史…91 　　　　　　　前期　中期　後期　旧石器人の到来　末期　第五章　石狩海岸平野