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新札幌市史第2巻通史2 （新琴似・篠路兵村の大根）

そして従前大根は篠路屯田の特産であったと評しているので、三十三、四年頃に評価の逆転があった可能性がある,特に三十一年の水害だけで篠路での大根栽培が不可能になったとは考えにくいため、この頃を境に篠路屯田は水田化

新札幌市史第2巻通史2 （新川の開削）

せず、その後も春の融雪期の溢水期には一面沼のようになり、何日も水が引かなかったという話が新琴似屯田や篠路屯田

新札幌市史第2巻通史2 （篠路村の発展）

しかし二十年代にいたり篠路屯田の設置、興産社・堀(のちの前田農場)・山田・中野などの大規模農場の開設により

新札幌市史第2巻通史2 （兵員と家族）

すなわち「篠路屯田」と呼ばれ(後期に成立する篠路兵村とは異なる)、琴似・山鼻兵村の中で家族の多い家が分戸,之を篠路屯田と云ふ」とし、大隊編成に言及し「琴似、発寒、篠路屯田を第一中隊」にしたと述べている。

新札幌市史第2巻通史2 （三十一年大洪水）

被害拡大し、札幌より石狩に通ずる新道、すなわち篠路屯田兵村四番地より茨戸太巡査駐在所にいたるおよそ一里余,〈篠路屯田兵村〉　第五線より前田農場茨戸付近各戸床上浸水。前田農場全部浸水。

新札幌市史第2巻通史2 （札幌周辺地域との連絡網の整備）

次いで道庁初期には、新琴似・篠路屯田兵村へのそれぞれ琴似村や札幌区からの連絡路が確保され、札幌とその周辺

新札幌市史第2巻通史2 （後期二兵村）

図-1　新琴似・篠路屯田兵村の位置明治29年版五万分の一地形図「札幌」(部分　国土地理院)

新札幌市史第2巻通史2 （小学校の設立事情）

また二十二年入植の篠路屯田兵村は、翌二十三年に公立長永簡易小学校を設置したが、翌二十四年に一挙に兵村管理

新札幌市史第2巻通史2 （図版・写真・表組一覧）

平田農場収支損益『北海道通覧』より作成 (769頁) 　　　第4章　　図-1 新琴似・篠路屯田兵村