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新札幌市史 第2巻 通史2
(庚午移民と組頭)
庚午移民と
組頭
庚午移民には
組頭
、小頭がおかれ、移住・開墾のために統率・監督・差配などをおこなっていた,新潟県の場合は
組頭
三人、小頭二人で、庚午移民は八人の
組頭
に率いられる八班編成であった。 ,、
組頭
を通じて伝達されていた。,この場合の
組頭
は、村三役としての
組頭
かあるいは移民集団の長としての
組頭
か、判断に迷うところである。,年寄はまた
組頭
とも呼ばれていた。 / 庚午移民と
組頭
新札幌市史 第2巻 通史2
(組頭から村三役へ)
組頭
から村三役へ 移民集団にともなう
組頭
、小頭制は、村の成立とともに間もなく廃止となり、村役人にかわっていく,このことは上述の組、
組頭
制を廃止したあらわれとみることができる。,小熊善右衛門が
組頭
となった四年三月頃に、庚午移民の三村の村役が任命されたものと思われる。,この中で指摘できることは、豊三郎組の
組頭
であった日田豊三郎(円山村)、徳次組の今野徳次(丘珠村)、元右衛門組,表-2 村三役の変遷 写真-3 小熊善右衛門の履歴書(部分)
組頭
・名主・副戸長の任免が記され /
組頭
から村三役へ
新札幌市史 第2巻 通史2
(組頭坂野元右衛門)
組頭
坂野元右衛門 ここで
組頭
の一人に任ぜられたのは、後に苗穂村の副戸長などをつとめた坂野元右衛門である,十文字大主典も、「
組頭
元右衛門ハ往年浜益辺ニ罷在、土地時候蒔仕付ケ之比合(ころあい)相心得居候」(市史 /
組頭
坂野元右衛門
新札幌市史 第2巻 通史2
(辛未移民の編成)
辛未移民の編成 四年の辛未移民も、組及び
組頭
制がとられていた。,
組頭
は四月中に一方井茂内のみとなった。④も発寒村の予定が対雁村にかわる。,このように辛未移民も組、
組頭
制をとっていたが、入植後間もなく廃止されていた。,篠路村に入植した辛未移民の
組頭
であった大畑善次郎も、その後
組頭
から農夫取締になり、四年十月に差免されている,以上の諸例をみると、村取締・農夫取締は
組頭
から村役人までの移行期に、
組頭
の役割を引き継ぎ開墾指導と移民取締
新札幌市史 第2巻 通史2
(村三役の普及)
村三役の普及 名主、
組頭
、百姓代の村三役制は、庚午移民の村落では組と
組頭
制の廃止により漸次普及していった,村三役が設置されるのは、おそらく組、
組頭
が廃される四年二月頃とみられる。 ,平岸村は開拓使支配となった元伊達邦寧の家臣が移住したが、移住間もない四年四月に名主に坂本平九郎、
組頭
に
新札幌市史 第2巻 通史2
(移民の編成)
各組は
組頭
に統率と支配を受け、
組頭
の下には小頭も一人いた。,山形県移民には
組頭
と小頭が各五人、新潟県移民には
組頭
三人、小頭二人となっており(市史 第六巻六五七頁),御扶持被下高、御扶持請取高共調書上」(札幌村郷土記念館蔵)では、五月二十日に到着し人数は五九人とされ、
組頭
新札幌市史 第1巻 通史1
(改革にむけての動向)
さらに、翌十九日には調査書が
組頭
へさげられている。,また同日には、「(鈴木)尚太郎石狩、(村上)愛助北地、此度調之義ニ付増掛之儀、
組頭
ヨリ申達ス」とされている,、現地詰の役人が作成した調査書を審議し、また不備・不明な点などの点検をおこなう増掛(ましかかり)に、
組頭
新札幌市史 第2巻 通史2
(戸長役場と戸長)
元右衛門は庚午一ノ村
組頭
以来、苗穂村の百姓代・伍長・副戸長など数々の公職に尽してきた。,次の小熊善右衛門も札幌村の
組頭
・名主・副戸長・村用係などをつとめてきて、両人はいわば〝たたきあげ〟の在地役人
新札幌市史 第2巻 通史2
(消防組)
札幌区では公立消防組の時代を迎え、何番組から第何部に編成替えし、
組頭
を一人置いた。,しかし、消防費の予算計上が許されないため、
組頭
・部長は消防費を区会に要望できる政治力があり、区民の寄付要請
新札幌市史 第1巻 通史1
(堀と村垣の廻浦史料)
なお当時
組頭
であって奉行ではなかったが、栗本鋤雲が文久二年(一八六二)に廻浦した折の日記『北巡日録』もある
新札幌市史 第1巻 通史1
(松浦武四郎の調査)
ただし、『燼心餘赤』では、「シリベツ川筋石狩水源行の儀願書」を、四月二十二日に
組頭
三田喜六に提出している
新札幌市史 第2巻 通史2
(開拓使の移民募集)
小貫、平田の両名はその折に開墾と取締のために設けられた頭取の制を引継ぎ、元右衛門ほか四人に
組頭
(手当金一
新札幌市史 第1巻 通史1
(大津浜グループ)
箱館奉行所では
組頭
力石勝之助が勝右衛門に会い、エトモ、ホロベツ場所請負を希望するのなら、直接恵比寿屋に,しかたなく箱館にもどって、交渉の始末書を奉行所に出すと、
組頭
奥村季五郎は、内々だが明春請負人の入れ替えをするつもりなので
新札幌市史 第2巻 通史2
(帝国憲法発布式)
一般市民へは、当日国旗、球灯もしくは軒提灯、そのほかできる限り祝賀を表するようにと札幌市街各
組頭
を通じて
新札幌市史 第2巻 通史2
(下水の整備)
掃除が行届かず夏期腐敗して悪臭を発することから、二十九年区総代人常集会で下水掃除疏水請負を公立消防組
組頭
新札幌市史 第1巻 通史1
(堀利熙の再訪)
調査書は十九日には
組頭
へさげ置かれているが、同書にはイシカリ場所において、支配人などによるアイヌへの非道
新札幌市史 第1巻 通史1
(共同体意識の成長)
村網に被仰付候はゝ、御通行取扱も市中一同にて相勤可申」(五十嵐勝右衛門文書の内 函館日記留)と言い、
組頭
新札幌市史 第6巻 史料編1
(〔大友亀太郎文書〕)
〔大友亀太郎文書〕 1 慶応二丙寅年正月 達願御用留 〔箱館奉行支配
組頭
被仰付候〕 〔去,石狩御手作場新軒取建入用大略取調書上〕 〔右当正月十八日箱館奉行被仰付候此段相達申候以上〕 〔近々其御持場御手作尓
組頭
衆御見廻有之候間田畑何町幷人別帳御取調,以急廻状致啓上候然者方今不容易形勢之趣者先達而差廻し候神川方より差越し候…〕 〔一 英国之商船カンタイ号神川湊より当月四日入港同所
組頭
新札幌市史 第2巻 通史2
(副戸長の設置)
小熊善右衛門 手稲・発寒村 手稲村貫属取締 伊藤作助 琴似・円山村 琴似村
組頭
新札幌市史 第1巻 通史1
(蝦夷地警備と「在住」の任用)
閏4 八王子千人同心
組頭
山越内 文化4.調役下役へ 6 河西祐助 寛政12.,閏4 八王子千人頭河野四郎 左衛門組同心
組頭
七重 文化元9.16.調役下役へ 9 六笠仁兵衛
新札幌市史 第1巻 通史1
(詰合役人の刷新)
金助がイシカリ詰を申し渡される前日、すなわち六月十三日に、堀利熙の内状を
組頭
力石勝之助が取調べた結果が
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリの詰役)
この時武四郎は、松前藩との引継に廻浦していた箱館奉行
組頭
の向山源太夫と同道しており、源太夫は八日も「御用引渡有
新札幌市史 第1巻 通史1
(新道の必要性)
る丸木舟(西蝦夷図巻より) 安政三年に入り、松前藩より東西蝦夷地の各場所引継のために、箱館奉行の
組頭
新札幌市史 第1巻 通史1
(サッポロ調査)
箱館奉行所雇に任用されており、蝦夷地の幕府直轄に基づき西蝦夷地と北蝦夷地の請取を命じられた箱館奉行所支配
組頭
向山源大夫
新札幌市史 第1巻 通史1
(サッポロ村の誕生)
総称され、その三役の筆頭で村の総轄責任者が名主(または庄屋あるいは乙名)で、その補佐役が年寄(または
組頭
新札幌市史 第4巻 通史4
(災害の発生)
これについて、札幌消防組向井
組頭
は、一月以来「七ヶ月間に八十五回(市内出火七十八回、豊平町、札幌村、藻岩村
新札幌市史 第1巻 通史1
(住人の組織化)
なお文久三年から永住人四人が
組頭
となり、月行司を定め輪番で町会所に詰め、町役人業務を行うことになったが
新札幌市史 第2巻 通史2
(白石村と大谷地・厚別の発展)
彼は豊平村の総代人、消防組
組頭
、郵便局長をつとめた豊平村の草分けであるが、ここに農場を開いて以来、厚別
新札幌市史 第1巻 通史1
(蝦夷地での活躍)
三月二十九日箱館奉行所支配
組頭
の向山源大夫の手付として箱館を出立、イシカリより石狩川をたどって内陸に入
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリ・サッポロの検分)
まず奉行所で勝右衛門の発令にかかわった
組頭
河津三郎太郎に会い事情を聞き、イシカリ詰責任者荒井金助宛の書状
新札幌市史 第2巻 通史2
(移民の到着)
組頭
の一方井茂内は、のちに花畔村の村役をつとめており、③の多くは花畔村に入植したとみられる。
新札幌市史 第1巻 通史1
(学問教授所)
また七月には、箱館奉行
組頭
栗本鋤雲が廻浦の途次、イシカリ入りをした。
新札幌市史 第2巻 通史2
(篠路村と早山清太郎)
は村方(地方(ぢかた))三役と呼ばれ、村の総責任者となる名主(庄屋・乙名(おとな))、補佐役の年寄(
組頭
新札幌市史 第1巻 通史1
(安政三年の調査)
五月八日、隊長の箱館奉行所支配
組頭
向山源大夫、手付松浦武四郎、イシカリ詰合下役立石元三郎にイシカリ番人
新札幌市史 第1巻 通史1
(農業・開拓)
このほか文久二年七月に、同年在住から箱館奉行支配
組頭
に取り立てられた栗本鯤(匏庵)が、カラフトなどの巡回
新札幌市史 第3巻 通史3
(種々の催しもの)
全道消防
組頭
懇親会(札幌消防組合主催)。300人。
新札幌市史 第2巻 通史2
(移住推進の団体・組織)
彼は二十三年七月に、札幌周辺村の小作人によりつくられた新村結成の
組頭
となり、翌二十四年二月に下野幌官林
新札幌市史 第1巻 通史1
(平山謙二郎と一瀬紀一郎)
にもどってからも外交用務に従事するが、安政の大獄で閉門にあい、ゆるされて文久二年(一八六二)十月箱館奉行支配
組頭
新札幌市史 第2巻 通史2
(新札幌市史 第二巻 通史二/総目次)
周辺村落の形成と移民 二 庚午移民の入植 開拓使の移民募集
組頭
坂野元右衛門, 諸村の人口と移住の動向 移民調査と〝定着〟 三 村三役と貫属取締
組頭
,から村三役へ 庚午移民と
組頭
辛未移民の編成 村三役の普及 白石・手稲村と貫属取締 取締
新札幌市史 第6巻 史料編1
(解題)
ただ(33)の文書の起草者は
組頭
岡田忠兵衛となっている。
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