すなわち、エトロフ班とカラフト班各四人ずつ、あわせて八人が蝦夷地におもむき、全員イシカリ・サッポロに足,足を入れた人々が多かったから、箱館よりオシャマンベまで両班同行、ここで別れ最終目的地まで行き、さらに全員,今村は調査記録『蝦夷日記』を残したが、北海道大学附属図書館にある『東蝦夷図巻』が、もし一行にかかわるものならば

翌四年は五藩の全メンバーがイシカリ・サッポロに来たが、その数はすくなくとも二五人をかぞえ、往復二度来た,　　　　四日 　　　　五日 　八月　二日 　　　　三日 唐太紀行 北蝦夷画帳 北遊随草 蝦夷日記

(平秩東作著・高倉新一郎編『日本庶民生活史料集成』4所収)  52　　三国通覧図説(林子平『林子平全集, 74　　伊能忠敬測量日記(伊能登『伊能忠敬』所収)  75　　辺要分界図考(近藤重蔵『近藤正斎全集,続徳川実紀』)  82　　クルウゼンシュテルン日本紀行(羽仁五郎訳註『異国叢書』)  83　　遠山村垣西蝦夷日記,谷澤尚一『札幌の歴史』第12号) 171　　蝦夷地見聞之次第奉申上候(宮城県図書館蔵) 172　　蝦夷日記,(函館市中央図書館蔵) 207　　大友亀太郎文書(『新札幌市史』第6巻史料編1所収) 208　　蝦夷日記

一　『蝦夷紀行　全』と表紙にあり、本文書きはじめに「従東都奥州通三馬屋迄、従松前蝦夷地唐太嶋中韃靼境迄,二　『蝦夷日記　全』　北海道大学附属図書館所蔵、北大本と略称する。 　,とはいえ全く同じものとも言いきれない。そこで五本の異同について少しふれておきたい。