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新札幌市史第2巻通史2 （公娼制度の確立）

以上のように、娼妓は貸座敷業者の管理下におかれ、住居、稼働場所を指定され、定期的検梅を受けることが義務,二十一年の札幌の場合でも、賦金を含む地方税合計が五四四一円六六銭六厘に対し、うち貸座敷業と娼妓の納める

新札幌市史第2巻通史2 （市中の商い惣高調）

なお旅籠屋の菅原治左衛門は、薄野で貸座敷業を営む息子の連之助方に同居し、五三円の家賃で店を新田貞治らに,貸座敷業では、連之助が一二八八円三〇銭、中川良助が四二三二円五七銭、田中重兵衛が七五四円五五銭を売上げている

新札幌市史第4巻通史4 （一級議員の再選挙）

150 大滝林之助 45 公友会木材業 141 大15.2.17死去丸山勇蔵 57 公友会 貸座敷業,憲政会新聞社役員 427 前田善三郎 51 中立会社員 420 中田善五郎 56 憲政会 貸座敷業,無所属農業 408 佐野春吉 53 実業青年会商業 408 斎藤義太郎 42 実業青年会 貸座敷業,岡本善蔵 50 実業青年会貿易商 375 中実 64 無所属農業 364 福田福松 67 公友会 貸座敷業,醸造業 462 今井市郎 41 実業青年会荒物文房具商 452 中田善五郎 63 実業青年会 貸座敷業

新札幌市史第2巻通史2 （私生児の問題）

このことは、この地域がいわゆる商業地域で、特に南四条から南六条にかけては薄野遊廓も有することから貸座敷業

新札幌市史第2巻通史2 （薄野・密売淫問題）

この後「密売淫取締」を声高に主唱したのは、一般市民というよりはむしろ営業上のライバル貸座敷業者であった

新札幌市史第2巻通史2 （廃娼論）

仏教青年会の言わんとする骨子は、真の宗教家であるならば貸座敷業や娼妓のような「不正の職業」を黙視せず、

新札幌市史第3巻通史3 （財務）

建物割、営業割が新設され、三十五年度に特別税の戸別割が廃止となって附加税に戸別割が新設され、特別税に貸座敷業割

新札幌市史第2巻通史2 （「解放令」の影響）

東京楼の経営は、六年前半はまだ順調だったようで、貸座敷業者の営業成績(表15)でも松本は四位、城戸は五位

新札幌市史第8巻1 統計編（総説）

札幌の場合，貸座敷業等は太平洋戦争末期に自主廃業に追いやられていたが，1946年1月，GHQにより公娼制度廃止命令