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新札幌市史 第1巻 通史1
(◇野幌丘陵)
◇
野幌丘陵
市内東部に広がる
野幌丘陵
は、札幌側では厚別川に注ぐ中小河川(小野津幌川、野津幌川、三里川等 / ◇
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(野幌丘陵)
野幌丘陵
札幌市の東縁を画する
野幌丘陵
は、広島町竹山(標高一一六メートル)付近から北へ延び、江別市街地 /
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(野幌丘陵の遺跡)
野幌丘陵
の遺跡 総計六カ所の遺跡が、発掘調査・分布調査で確認されている。 /
野幌丘陵
の遺跡
新札幌市史 第1巻 通史1
(【主要参考文献・史料】)
【主要参考文献・史料】 赤松守雄・矢野牧夫「北海道
野幌丘陵
におけるBisonの産出について」『第四紀研究,』一二巻、赤松守雄・山田悟郎・北川芳男・矢野牧夫「
野幌丘陵
の地質―特に東部地域を中心として」『北海道開拓記念館調査報告,』一九号、赤松守雄「
野幌丘陵
から産出する暖流系のフォーナについて」『北海道開拓記念館研究年報』八号、赤松守雄,・山田悟郎・北川芳男・矢野牧夫「
野幌丘陵
の地質と古生物の変遷」『北海道開拓記念館研究報告』六号、北海道開拓記念館,亀井節夫『象のきた道』、木村方一・外崎徳二・赤松守雄・北川芳男・吉田充夫・亀井節夫「北海道石狩平野・
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(前・中期更新世)
札幌の東部に広がる
野幌丘陵
は、更新世の地層がよく発達しているので、この時期の地史を調べるのには絶好の場所,ところで、地形・地質的にみて、
野幌丘陵
とは、どの範囲なのかを定義づけたものはない。,
野幌丘陵
の更新世の地層は、下位(古いもの)から順に、裏の沢層・下野幌層・音江別川層・竹山礫層・もみじ台層,これらのうち、本章で取り上げる前期―中期更新世の地層は裏の沢層から竹山礫層までであり、
野幌丘陵
の土台を,図-1
野幌丘陵
の地質図
新札幌市史 第1巻 通史1
(◇月寒台地)
◇月寒台地
野幌丘陵
と一部は接するように連なる丘陵地帯で、平岸、月寒、西岡、羊ヶ丘、向ヶ丘と現在称されている,遺跡の標高は二〇メートル~一三〇メートルと幅があり河川の上流に行くにしたがって高くなり、
野幌丘陵
に立地
新札幌市史 第1巻 通史1
(地殻運動期)
その運動形態は、ほぼ、
野幌丘陵
の稜線付近を南北方向に走る軸を中心に、東西両翼がたわむような動きであった,結果的に
野幌丘陵
域は、そこに堆積した裏の沢層や下野幌層が湾曲されながら上昇し、丘陵形成へ向けて動きだしたのである,中期更新世の前期末(四〇~五〇万年前)になると、
野幌丘陵
域も新しい台地に成長した。
新札幌市史 第1巻 通史1
(二つの地層の構造)
すなわち、
野幌丘陵
の稜線に、ほぼ平行して南北に走る背斜(*7)軸(野幌背斜)を境に東と西へ緩く傾斜しているのである,されていることは、下野幌層の堆積後、つまり、中期更新世の初期(六〇万年前頃)からの地殻運動によって、
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(後期更新世)
だが、それは
野幌丘陵
周辺を取り巻く台地の歴史を調べるのにはこの上もない機会となったのである。 ,
野幌丘陵
の西側から北西側にかけては、丘陵面より一段低い台地が広がっている。
新札幌市史 第1巻 通史1
(札幌の中期遺跡とTピット)
このうち、住居跡群は、東部の
野幌丘陵
と月寒丘陵、石狩湾に近い紅葉山砂丘などに集中している。,墓跡の可能性のある土壙は、
野幌丘陵
上のS二六五遺跡や西区のN二九三、N三〇九遺跡などで発見されているが
新札幌市史 第1巻 通史1
(札幌の続縄文時代遺跡)
札幌の続縄文時代遺跡 札幌市域の続縄文時代遺跡の分布は、縄文時代にくらべると一段とひろがり、
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(【主要参考文献・史料】)
第二集四巻、北川芳男・中村斎・矢野牧夫・中田幹雄・三野紀雄・森田知忠・赤松守雄・山田悟郎・小林幸雄「
野幌丘陵
周辺,北海道立地下資源調査所『北海道地盤地質図No.1〈札幌〉』、赤松守雄・山田悟郎・北川芳男・矢野牧夫「
野幌丘陵
,に東部地域を中心にして」『北海道開拓記念館調査報告』一九号、赤松守雄・山田悟郎・北川芳男・矢野牧夫「
野幌丘陵
,と古生物の変遷」『北海道開拓記念館研究報告』六号、北川芳男・赤松守雄・山田悟郎・矢野牧夫・三野紀雄「
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(小野幌層)
それらは
野幌丘陵
やその周辺台地に広く分布する小野幌層と月寒台地にみられる月寒粘土層などである。,このような植物化石や14C年代値などから、
野幌丘陵
西側の小野幌層は、支笏軽石流堆積物の堆積前の寒冷化していく,
野幌丘陵
の北西端から東側にも小野幌層は分布するが、その層位関係や岩相にややちがいがみられる。
新札幌市史 第1巻 通史1
(遺跡の立地)
遺跡の立地 縄文時代早期の遺跡の分布の状況は、厚く堆積した火山灰を基盤とする
野幌丘陵
と称される東部の
新札幌市史 第1巻 通史1
(台地の区分)
、月寒台地、清田台地およびそれらの南部に続く滝野丘陵、そして厚別川の東側に広がる厚別台地とそれに続く
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(厚別台地)
厚別台地 厚別川の東側、
野幌丘陵
まで広がる台地である。
新札幌市史 第1巻 通史1
(軽石流の分布)
上位のがさがさした固結度の弱い軽石流は、焼山山塊―月寒台地・白旗山山塊域・島松山から広島町輪厚を経て
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(分布の範囲)
縄文時代に比較して遺跡の分布範囲は急速にひろがり、縄文時代においても遺跡分布の主体を占めた
野幌丘陵
、月寒
新札幌市史 第1巻 通史1
(市域の分布調査)
から藻岩山にかけての山麓地帯、白石、西岡から月寒にかけての丘陵地帯、厚別から上野幌、下野幌にかけての
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(遺跡の立地と地形)
特に、現在の石狩湾から五、六キロ内陸にある紅葉山砂丘(もみじやまさきゅう)、それに市内東部の
野幌丘陵
、,
野幌丘陵
では、厚別川の支流沿いの大谷地(標高二〇~三〇メートル)、平岡・清田・真栄(標高五〇~七〇メートル
新札幌市史 第1巻 通史1
(後期)
をせざるを得なくなり、日本海への流路が定まるまではきわめて複雑な変化があったと考えられるが、すくなくとも、
野幌丘陵
,
野幌丘陵
の北西縁部をとりまくように分布する元野幌粘土層がその名残りなのである。
新札幌市史 第1巻 通史1
(五つの遺跡群)
野幌丘陵
では、あまり良好な遺跡がなく土器片、石器が数点出土する遺跡が多い。,
野幌丘陵
からややはずれるが、T三六一遺跡は、厚別川の支流の上流に存在し中葉の墓と住居跡一軒が発見され、
新札幌市史 第1巻 通史1
(裏の沢期)
いっぽう、東側の海峡の海底は沈降運動が支配的であり、この時期には、現在の
野幌丘陵
域から石狩丘陵域に延びる
新札幌市史 第1巻 通史1
(遺跡の性格と立地)
特に
野幌丘陵
では、周囲の開発もそれ程進捗していなかったため、広域にわたる発掘調査が可能であったにもかかわらず
新札幌市史 第1巻 通史1
(分布と堆積時期)
分布と堆積時期 もみじ台層はもみじ台団地付近から、
野幌丘陵
の北縁部を通り、大麻団地や江別市街地が広がる
新札幌市史 第1巻 通史1
(音江別川期)
この海に堆積した地層は、
野幌丘陵
地域では音江別川層と呼ばれているが、石狩低地帯南部の早来―厚真地域では
新札幌市史 第1巻 通史1
(前期)
しかし、
野幌丘陵
の東側、江別市の学田、広島町の北の里付近の台地に分布する小野幌層(下部)とされたものが
新札幌市史 第1巻 通史1
(分布地域)
の石山、藤野地区 四、月寒川、望月寒川流域の月寒台地地区 五、厚別川、野津幌川、小野津幌川流域の
野幌丘陵
地区,
野幌丘陵
では、野津幌川流域のS一五三遺跡が特に注目に値する。
新札幌市史 第1巻 通史1
(札幌の墓壙と副葬品)
石狩低地帯の遺跡の分布状況を巨視的に見ると、
野幌丘陵
東の江別市、そして恵庭、千歳方面に主要な遺跡が多い
新札幌市史 第1巻 通史1
(もみじ台の地質)
この地層は、すぐ東側の
野幌丘陵
を構成する下野幌層の延長なのである。
新札幌市史 第1巻 通史1
(竪穴住居跡)
この遺跡は
野幌丘陵
上にあり厚別川の支流、三里川及び名無川によって解析された台地に立地している。
新札幌市史 第1巻 通史1
(晩期の問題点)
では、遺跡がほとんど姿を消し、発寒川扇状地、豊平川の石山・藤野地区、札幌扇状地と北部低地、月寒台地、
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(市内の土壙)
市内の土壙 市内では、
野幌丘陵
にある白石区S二六五遺跡、羊ヶ丘の豊平区T四六四遺跡、紅葉山砂丘の西端
新札幌市史 第1巻 通史1
(後期の遺跡)
三、札幌扇状地地区 四、月寒川、望月寒川流域の月寒台地地区 五、厚別川、野津幌川、小野津幌川の
野幌丘陵
地区
新札幌市史 第1巻 通史1
(裏の沢層)
輪厚川の南側地域、つまり、
野幌丘陵
南部の裏の沢層は、広島町の音江別川流域に分布しているが、北部地域とは
新札幌市史 第1巻 通史1
(竹山期)
このように、
野幌丘陵
は、約二〇〇万年前から八〇万年前くらいまでの海底に堆積した裏の沢層と下野幌層を土台
新札幌市史 第1巻 通史1
(【主要参考文献・史料】)
梅田安治「石狩泥炭地の生成とその変貌」『北海道立地下資源調査所報告』五七号、野村崇・中田幹雄・平川善祥「
野幌丘陵
周辺
新札幌市史 第1巻 通史1
(埋められた大地)
また、東側は東南の島松山から輪厚を経て
野幌丘陵
に至るなだらかな、しかし、かなり凸凹に富んだ丘陵性の台地
新札幌市史 第1巻 通史1
(地層の特性)
竹山礫層は
野幌丘陵
でいちばん高い場所、広島町竹山(標高一一六メートル)付近に分布する、安山岩礫を主とした
新札幌市史 第1巻 通史1
(図版・写真・表組一覧)
表-1 札幌における新第三紀の地層名対照表 松下勝秀編集作成 (17頁) 第3章 図-1
野幌丘陵
,の地質図 赤松守雄ほか「
野幌丘陵
の地質と古生物の変遷」『北海道開拓記念館研究報告』6号(1981)から,引用 (34頁) 図-2 音江別川流域の哺乳動物化石産出地点 木村方一ほか「北海道石狩平野・
野幌丘陵
,の仲間の左下顎第1大臼歯と野牛の右角化石 北海道開拓記念館資料、同館提供 (44頁) 表-1
野幌丘陵
,中期更新世の地史総括表 同上 (48頁) 第4章 図-1 もみじ台団地周辺の地質 北川芳男ほか「
野幌丘陵
新札幌市史 第1巻 通史1
(新札幌市史 第一巻 通史一/総目次)
東部の丘陵地と台地…6 台地の区分 西岡台地 月寒台地 清田台地 厚別台地 滝野丘陵
野幌丘陵
,藤野付近の山々 第三節 新第三紀の地史…29 大海進 海底の陸化 第三章
野幌丘陵
,の地層…32 第一節
野幌丘陵
の土台…32 前・中期更新世 裏の沢層 下野幌層 ,縄文時代…166 第一節 早期・前期…166 一 遺跡の分布 遺跡の立地
野幌丘陵
, 続縄文時代とは 生業と農耕 第二節 遺跡の分布…261 分布の範囲
野幌丘陵
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