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新札幌市史第2巻通史2 （福岡県士族と開墾社）

福岡県士族と開墾社 開墾社は福岡県の移住士族を福本誠が組織したものである。,事実、開墾社は不幸な結末をみるが、それも福本に帰せられる点が多い。　,同省が移住団体にこの種の資金貸与をおこなったのは開墾社が唯一の例である。,それだけ同省でも士族授産策として開墾社の成功に期待するところが大であったといえる。　,次に組織をみると、開墾社は社長福本誠以下幹事、書記などがおかれた。 / 福岡県士族と開墾社

新札幌市史第2巻通史2 （開墾社の移住と窮乏）

開墾社の移住と窮乏 開墾社の一行五一戸一七五人は、十五年四月十九日に博多港を出港した。 / 開墾社の移住と窮乏

新札幌市史第2巻通史2 （移住士族取扱規則の適用）

十六年施行の規則が十五年にさかのぼって施行されたのは、ひとえに開墾社の士族をこれに適用し救済するためであった,札幌県による適用申請は七月十一日に農商務省の許可がおり(移住士族参考取扱書　道文七八八八)、開墾社の士族,には八月二日に布達され、ここに開墾社は解散となった。,適用をうけたのは二八戸で、すでに同じく移住してきた二三戸は離村しており、開墾社はほとんど解体の状況であったのである,旧開墾社の士族に対しても十六年十月十四日に篠路村移住士族取扱規則が施行され、日々の開墾課程が定められ、

新札幌市史第7巻史料編2 （五　福岡・山口諸県民の移住）

五　福岡・山口諸県民の移住 (一)福岡開墾社の篠路村移住六四　北海道移住資金拝借願副申(明治一四年八月三,〇日) 六五　福本誠の開墾社員移住報告(明治一五年五月一六日) 六六　移民開墾の景況視察復命書(明治一五年九月六日

新札幌市史第2巻通史2 （移住の新展開）

(2)結社・会社組織を札幌周辺でみると、現在の北区福移に入植した開墾社、手稲区山口の植産会社がある。,開墾社の社員も特別にこの規則が適用された。

新札幌市史第2巻通史2 （困難な移住と開墾）

幾多の迂余曲折を経ながらも移住に成功し定着をみたのは、わずかに福岡県士族の旧開墾社、山口県士族と彼らの,開墾社の場合は幹部が農商務省の貸与金を横領したり、簾舞の広島移民、清田の岡山移民は誘導者が帰国して連絡

新札幌市史第2巻通史2 （困窮する移民たち）

十五年、福岡県に福岡県士族福本誠の主唱する開墾社が同志数名を募って設立された。,開墾社の移住と同じ年の十一月、同じ福岡県から月寒村の報国社へ入社予定の六五戸二一一人が移住してきた。

新札幌市史第2巻通史2 （篠路村の発展）

また当別太の福移には旧開墾社の福岡県士族の開墾地があり、ここには二十六年に六三戸、六百余人が居住しており

新札幌市史第2巻通史2 （戸長役場と戸長）

なお上記戸長役場には、福移に入植した福岡県士族(開墾社)が移住士族の取扱を受けたのにともない、筆生を派遣

新札幌市史第2巻通史2 （北海道開進会社）

先に紹介した開墾社や植産会社もそうであったが、次の興産社もその例である。

新札幌市史第2巻通史2 （報国社と福岡県人の移住）

この不安が入地間もなく報国社の解散と移民の離散、生活窮乏となってあらわれ、同じく福岡県から移住した開墾社

新札幌市史第2巻通史2 （諸村の状況と生産高）

篠路村の一戸当収入高がこのように極端に低くなった原因は、この年福岡県から開墾社の士族(三六戸一五五人),開墾社ではこの年はほとんど開墾に着手していない。

新札幌市史第2巻通史2 （府県別の移住者数）

福岡県は開墾社が篠路村で現北区福移、報国社では月寒村で豊平区里塚、平岸村では南区澄川に入植している。

新札幌市史第7巻史料編2 （解題）

なお福岡県からの開墾社移民は北海道移住としては異例の農商務省から資金一万二千円を借りての移住であるが、

新札幌市史第2巻通史2 （新札幌市史　第二巻　通史二／総目次）

移住の進展…481 　　　　一　移住の新展開と士族移住　　　　　　　移住の新展開　福岡県士族と開墾社,　開墾社の移住と窮乏　移住士族取扱規則の適用　　　　　　　山口県士族の山口村移住　　　　二　会社

新札幌市史第7巻史料編2 （件名目次）

　　　六三　復命書(明治一七年九月)…325 　　五　福岡・山口諸県民の移住　　(一)福岡開墾社,篠路村移住　　　六四　北海道移住資金拝借願副申(明治一四年八月三〇日)…331 　　　六五　福本誠の開墾社員移住報告