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新札幌市史第4巻通史4 （戦争末期の隣組業務と生活の諸相）

戦争末期の隣組業務と生活の諸相太平洋戦争末期における隣組の実態を、桑園聨合公区第一〇公区第一〇班の,二十年一月から敗戦までを記載頻度の高い順、班すなわち隣組業務、入隊、配給、貯蓄報国、警防、動員等といった,〔隣組業務〕三月末段階で、一月から三月までをまとめ書きしているので拾ってみる。,以上のような戦時体制下の末端組織・隣組について次の三つのことが指摘されよう。,第一に、各種調査がすべて隣組を経由され、情報が最も集中し、個人情報を知悉する機関となる。 / 戦争末期の隣組業務と生活の諸相

新札幌市史第5巻通史5上（公区制の廃止・市民会の創出と挫折）

これは、「市民会を本体として細胞に隣組を置き市民会員の一般の教養、体位向上、保健衛生および物資の配給を,設置の範囲としては、「従来の隣保班の区域に隣組を公区の区域程度に市民会」を置くとされていた(昭22　事務引継書,この中で、「従前の町内会部落会若しくはその連合会又は隣組の解散後において結成されたこれらに類似する団体

新札幌市史第4巻通史4 （庶務的活動）

よりの伝達に関するもの二八件、各種報告書に関するもの二七件、その他公区長よりの伝達、聨合公区よりの調査、隣組回覧板

新札幌市史第5巻通史5上（敗戦の日(八月十五日)を境に）

北海道新聞』(以下『道新』と略)では、国民義勇隊の解体について、水島久子(ヒサ)義勇隊女子幕僚が「最下部の隣組,敗戦の事実からみな妙に淋しく心細がつてをりますのでそんな時にも互ひに慰め助け合ふ隣組はこれからもつともつと,市民は、「生きるために」拠り所を隣組に求めるしかなかったのである。

新札幌市史第4巻通史4 （公区の業務整備）

隣組といえば配給という言葉が思い浮かぶほどに、公区隣組は日々の暮らしに密着していった。　

新札幌市史第4巻通史4 （公区と「常会十則」）

しかも、公区、町内会・部落会の隣組は十七年に正式に大政翼賛会に組み込まれ、行政とともに翼賛の末端組織ともなった,常会はここにおいて隣組活動の推進力と位置づけられるとともに、「向三軒両隣」の相互扶助の名を借りた相互監視体制

新札幌市史第4巻通史4 （目的と組織）

の市役所の末端機関として国策を下達することに主眼があり、第一に掲げた隣保相親和相扶助は、裏をかえすと隣組,いわゆる隣組である。班には班長を置き、公区員の異動管理にあたった。　

新札幌市史第5巻通史5上（氏子組織の再編）

さらに、昭和二十一年十一月十六日には「町内会隣組等による神道の後援及び支持に関する件」の指令がでて、町内会等

新札幌市史第4巻通史4 （銃後の公区）

の件 1 5 1 2 5 1 2 6 3 1 会計に関する件 5 1 7 8 1 隣組回覧板

新札幌市史第4巻通史4 （部落会・町内会）

けて全戸加入の村落には部落会、市街地には町内会を組織することとされ、部落会・町内会には常会、隣保班(隣組

新札幌市史第5巻通史5上（地域住民組織の簇生）

市長は、「隣組組織をそのまゝ復活しよう」とは考えていないとした上で、「衛生行政を円滑にすゝめてゆくためには

新札幌市史第4巻通史4 （経済的活動）

衣料の不足は大政翼賛会提唱の「勝ち抜く間に合せ」生活運動のとおり、新調の見合せ、廃品利用、不用品交換が隣組婦人班

新札幌市史第4巻通史4 （成立の経緯）

東京市が隣組を基礎にした町会整備を自治制五〇周年事業とした例によったのかも知れない。　

新札幌市史第4巻通史4 （公区常会）

それは内務省訓令で隣保班(隣組)、町内会(公区)、市にそれぞれ常会設置を義務付け、隣保班常会と公区常会

新札幌市史第4巻通史4 （新札幌市史　第四巻　通史四／総目次）

婦人班活動　　　　三　戦時生活の諸相　　　　　　　動員される女性労働　　従軍看護婦　　戦争末期の隣組業務

新札幌市史第8巻2 年表・索引編（出典一覧(明治以降)　1945年〜2000年）

戦後札幌の地域子ども会活動について(平中忠信，『札幌の歴史』第45号) 3464　　戦後自治史Ⅰ〈隣組及