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新札幌市史 第1巻 通史1
(音江別川期)
音江別川
期 気候は徐々に温暖化し、それにともなって海水面も上昇してきた。,
音江別川
期のはじまりである。それはおよそ四〇万年前のことである。 ,この海に堆積した地層は、野幌丘陵地域では
音江別川
層と呼ばれているが、石狩低地帯南部の早来―厚真地域では,早来層からも
音江別川
層と同じような構成の貝化石群が見いだされている。,だが、
音江別川
期も末期になると、次第に寒さを増してくる。 /
音江別川
期
新札幌市史 第1巻 通史1
(音江別川層の動・植物化石群)
音江別川
層の動・植物化石群
音江別川
層からは多量の貝化石や二、三の哺乳動物化石、植物遺体・花粉化石などが /
音江別川
層の動・植物化石群
新札幌市史 第1巻 通史1
(地層の特性)
音江別川
層と竹山礫層は、中期更新世後半(約四〇万年前~一三万年前)の氷河性海面変動を物語るものとして注目,
音江別川
層は
音江別川
流域のみに分布している。,つまり、
音江別川
層は下野幌層を切り込んだ谷を埋めるような形で堆積しているのである(図4)。,
音江別川
層の基底を追跡すると、もっとも高い場所で標高四〇メートルくらいである。,下位の
音江別川
層を不整合におおっている。
新札幌市史 第1巻 通史1
(哺乳動物化石群)
哺乳動物化石群 広島町北広島団地の南縁を画して
音江別川
がある。,すなわち、下位の化石包含層は下野幌層の基底砂礫であり、上位のそれは
音江別川
層に位置づけられるものである,そして、前者の化石群に対しては「北広島化石動物群」、後者のものは「
音江別川
化石動物群」と命名されている,図-2
音江別川
流域の哺乳動物化石産出地点 この図版・写真等は、著作権の保護期間中であるか、 著作権,写真-3
音江別川
流域の海牛化石の産状 下野幌層の基底砂礫層に含まれる哺乳動物化石のうち量的にもっとも
新札幌市史 第1巻 通史1
(前・中期更新世)
そこで、ここでは、地質や地形の特性を考慮して、一応、南を広島町の
音江別川
、西を野津幌川で境される、標高一二,野幌丘陵の更新世の地層は、下位(古いもの)から順に、裏の沢層・下野幌層・
音江別川
層・竹山礫層・もみじ台層, もみじ台層 砂礫,貝化石を含む 13- 中期 竹山礫層 風化の進んだ礫層
音江別川
層
新札幌市史 第1巻 通史1
(最終間氷期の古地理)
このような事実から、もみじ台期(最終間氷期、一三万年前~七万年前)の海は、第三章で述べた
音江別川
期の海
新札幌市史 第1巻 通史1
(竹山期)
また、下位のSZII層は海成層で暖流系の貝化石を含むことから、早来―厚真地域に分布する早来層(
音江別川
層
新札幌市史 第1巻 通史1
(裏の沢層)
輪厚川の南側地域、つまり、野幌丘陵南部の裏の沢層は、広島町の
音江別川
流域に分布しているが、北部地域とは
新札幌市史 第1巻 通史1
(貝化石群)
ダイシャカニシキガイ(上)とムカシオナガトリガイ(下) このような貝化石群を含む基底砂礫層は、北の里のほか、
音江別川
流域
新札幌市史 第1巻 通史1
(厚別砂礫層)
いっぽう、広島町の輪厚川や
音江別川
などの下流域に、厚別砂礫層と同質の岩相をもつ同時期の地層(広島砂礫層
新札幌市史 第1巻 通史1
(新札幌市史 第一巻 通史一/総目次)
第二節 下野幌層の動・植物化石…36 貝化石群 哺乳動物化石群 花粉化石 第三節
音江別川
層,と竹山礫層…43 地層の特性
音江別川
層の動・植物化石群 第四節 前・中期更新世,の地史…46 裏の沢期 下野幌期 地殼運動期
音江別川
期 竹山期 第四章 台地
新札幌市史 第1巻 通史1
(図版・写真・表組一覧)
地質と古生物の変遷」『北海道開拓記念館研究報告』6号(1981)から引用 (34頁) 図-2
音江別川
流域,北海道開拓記念館「第27回特別展 北海道一億年展示目録」(1985)から引用 (41頁) 図-4
音江別川
層,北海道開拓記念館資料、同館提供 (37頁) 写真-2 下野幌層の貝化石 同上 (37頁) 写真-3
音江別川
流域
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