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目次
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第一編 札幌の自然史
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第一章 地形の特性
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第三節 扇状地と河岸段丘
山麓緩斜面・崖錐
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西部山地の山麓部には扇状地状の緩斜面や山崩れ・地滑りなどによる傾斜面(崖錐)が諸所にみられる。西区手稲本町~前田や富岡あたりの
手稲山山麓緩斜面
は扇状地と考えた方がよさそうな形態を示している。いっぽう、
藻岩山
北東麓の界川・旭ケ丘・伏見、同南麓の市民スキー場~藻岩下や北の沢・中の沢・南の沢などの斜面は崖錐状の地形として考えられているものである。