ビューア該当ページ
目次
/
第二編 先史の札幌
/
第三章 縄文時代
/
第一節 早期・前期
/
一 遺跡の分布
/
野幌丘陵の遺跡
◇S四一一遺跡(白石区大谷地八八二番地他)
169 ~ 169 / 1039ページ
北海道
縦貫自動車道札幌南インターチェンジ建設に伴い昭和五十二年に発掘調査が実施された。
三里川
左岸段丘上に立地、標高は三八メートル前後である。やはり遺構は発見されておらず、貝殻条痕文を主とした土器を若干検出している。
この他に、S二三九遺跡(白石区上野幌一〇〇四番地他)では、微隆起線文の付く縄文土器が極少量検出されており、S三〇八遺跡(白石区厚別東五条三丁目)では試掘調査にて貝殻文土器が若干検出されている。