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◇T二一〇遺跡(豊平区西岡五条一三丁目)

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 昭和五十年に発掘調査された。月寒川左岸段丘上に位置し、標高は一三三~一三九メートルである。遺構は発見されず、多数の貝殻文(腹縁文を主体とする)土器、尖底土器の底部片が検出された。縄文時代早期最末期に位置する、不整撚糸文を特徴とする丸底に近い鉢型土器も共に得られた。