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◇T二八一遺跡(豊平区月寒東四条一九丁目)

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 昭和五十三年に発掘調査された遺跡で、月寒川の支流吉田川左岸にあり、標高は三三~三八メートルである。吉田川に注ぐ浅い小さな沢があり、これを中心として円形・楕円形プランの浅い小ピットが二個検出され、いずれもピット内には貝殻文土器の半完形土器があり縄文時代早期の遺構と判断された。土器は、貝殻文(腹縁文を主体とし、これに微隆起線文が加わる)土器が多く得られている。