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目次
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第二編 先史の札幌
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第三章 縄文時代
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第二節 中期
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一 遺跡の分布
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野幌・月寒丘陵
◇白石神社遺跡(S九四遺跡、白石区本通一四丁目)
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白石神社の旧境内にあった遺跡で、現在は道々西野―白石線が走っている。標高二二~二三メートルの
月寒川
にそった南向きの台地上に遺跡は営まれ、遺跡の中心には湧水がある。発掘調査の結果、続縄文時代の土壙二個、縄文中期の竪穴住居跡二軒とともに縄文中期から晩期、続縄文後期などの土器と同時期の石器群が数多く検出されている。