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◇N一九九遺跡(西区西野二条八丁目)

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 手稲山腹に源流を持ち扇状地の西側を流れる中の川右岸に位置する。標高は、約五〇メートル内外である。
 遺跡一帯は、発寒川により押し出された岩石が多く、あたかも岩の間に泥がつまり、その中に遺物が混在する状態であった。
 続縄文時代の墓との複合遺跡であり、晩期の遺構はまったく発見されず、終末の土器・石器が発見されたのみである。