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目次
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第二編 先史の札幌
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第三章 縄文時代
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第四節 晩期
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一 遺跡の分布
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西・北区の遺跡
◇N一九九遺跡(西区西野二条八丁目)
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手稲山
腹に源流を持ち扇状地の西側を流れる中の川右岸に位置する。標高は、約五〇メートル内外である。
遺跡一帯は、発寒川により押し出された岩石が多く、あたかも岩の間に泥がつまり、その中に遺物が混在する状態であった。
続縄文時代の墓との複合遺跡であり、晩期の遺構はまったく発見されず、終末の土器・石器が発見されたのみである。