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郵税の廃止

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 この頃の雑誌の販売には「郵税」(郵送料)が加えられていたが、「日進月歩文明機関ノ発展ヲ期スル今日甚ダ遺憾ト存シ」、東京の発行元へ数回にわたって交渉を重ねた結果、維新堂・井本書店・大野書店・冨貴堂・西堀札幌堂外組合員一同の名で郵税を全廃する旨広告が出された(北タイ 明39・11・1)。この日をもって、これらの書店では市内に限り郵税は廃止された。