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札幌市内金融機関数推移

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 この節の最後として昭和三十一年から四十七年までの札幌市内における金融機関数の推移をまとめると表28のとおりである。信用組合の本店が四十年に二つ増えているのは、八月に朝銀北海道信用組合、十一月に信用組合北海道商銀が設立されたためである。なお、それまでの三つは札幌専売(昭27創立)、札幌繊維(昭28創立、昭29中央と改称)、共同(昭28創立)の各信用組合である。
 本店支店を合計した総数で一二六から二七二へと増加し、金融機能のますますの充実発展とともに、札幌市が「本道の金融中心都市」(昭30要覧)たる地位を不動のものにしている姿をみることができよう。
表-28 札幌市内金融機関数
総数普通銀行外為銀行信託銀行相銀信金信組その他生保損保証券質屋
本店支店支店支店本店支店本店支店本店支店本店支店支店支店支店公営民営
昭31126230132521233411221791130
 321362331327212374112217101143
 331412341329212374122217113141
 3415123613211213384122218143142
 3516023713213216394122418143174
 3616523713213216394122520163182
 37171238132152163104132620163183
 38190245142192203124132720163181
 39204251152262203134132720153174
 40223259162292235144132820153174
 41239261162292265184163121153132
 42242264162292285194162921143133
 43249266162302305204163021143147
 44257268162312325204163321143144
 45261269162332325234163121142142
 46257268162332335234143021132156
 47272272162402335244143321132156
『札幌市統計書』(昭41,51)。ただし信金の本店数およびその他は修正した。証券は札幌証券取引所『50年史』より作成。質屋の昭33年分は『札幌市統計書』(昭36)より。ただし年度末。
1各年末現在。
2その他とは日銀,日本興業銀行,商工組合中央金庫,農林中央金庫,信用農業協同組合連合会,信用保証協会,国民金融公庫,住宅金融公庫,信用漁業協同組合連合会,農林漁業金融公庫,労働金庫,開発銀行,長期信用銀行,中小企業金融公庫,開発金融公庫,不動産銀行をいう。
3その他の本店は北海道信用協同組合連合会,北海道信用漁業協同組合連合会,北海道信用保証協会北海道労働金庫である。
4総数に質屋は入っていない。