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知的障害者福祉

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 三十五年に精神薄弱者(現知的障害者)福祉法が制定され、一八歳以上の者に対してもその施策が向けられるようになった(同法施行前は児童福祉法に基づいていた)。この法により、札幌市でも三十六年に札幌育成園を、また四十二年に第二かしわ学園の二施設を設立、自立更生のための生活・職業指導の両面において訓練を開始した。四十六年三月現在、両園には合わせて六九人が収容され、指導訓練を受けていた。