ビューア該当ページ
目次
/
第九編 大都市への成長
/
第九章 市民の文化と活動
/
第一節 文学
/
一 散文、総合誌、職場文芸
『北方文芸』
848 ~ 849 / 1021ページ
昭和四十一年十月二十五日「
北海道文学展
」が札幌で開催され、二十九日までに二万人余が入場した。記念講演は大江健三郎、中野重治、
伊藤整
が行った。この盛況ぶりから四十二年四月に「
北海道文学
館」が設立され、
北海道新聞文学賞
の創設に続き、四十三年一月に月刊誌『北方文芸』が創刊された。編集人は一四三号までが小笠原克で、のち
澤田誠一
、そのあと三人体制と変遷したが、平成九年(一九九七)三月、通卷三五〇号をもって終刊した。