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札幌ホトトギス会

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 昭和二十三年六月、高浜虚子は門弟数人をつれて来札し、北大中央講堂で全道ホトトギス大会が開かれ、各地から四百余人の俳人が参加して空前の盛会に終わった。このとき虚子は「理学部は薫風の大樹蔭」の一句を残した。二十四年三月、札幌ホトトギス会が成立したが、三年後の二十七年一月に本道のホトトギス系俳壇の鎮台といわれた石田雨圃子が他界した。