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四十六年道知事選と道議選

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 市長選・市議選に先だって、四月十一日に実施された道知事選では、自民公認の堂垣内尚弘(北海道総合開発研究所長)と社会公認・共産推薦の塚田庄平(日本社会党北海道総合開発特別委員長)の争いとなった。社共両党は「明るい革新道政をつくる会」を通じた社共共闘を組み、選挙に臨んだ。結果は、堂垣内一二九万一七三六票、塚田一二七万八〇二六票で、わずか一万三〇〇〇票差で堂垣内が勝利した。札幌市での両候補の得票は、堂垣内二二万七六五七票、塚田二四万九四三一票で、塚田が約二万二〇〇〇票多く獲得した(道新 昭46・4・12)。
 道知事選と同時に実施された道議選(定数一〇五)の結果は、自民五四、社会三六、共産四、公明二、民社一、無所属八であった。自民二減、社会一減に対し、共産が一議席を増やした。札幌市に限って見れば、自民六、社会六、公明二、共産二となり、はじめて社会党が自民党に議席数で並んだ(表2参照)。
表-2 札幌市における道議選政党別議席数
自民党民社党公明党社会党民主党共産党新進党無所属
昭34. 4.23729
 38. 4.1761512
 42. 4.15825116
 46. 4.11626216
 50. 4.13102618
 54. 4. 81027221
 58. 4.1013371125
 62. 4.12101472125
平 3. 4. 7121381227
  7. 4. 9123812127
 11. 4.1114183228
 15. 4.1313291328