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目次
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第十編 現代の札幌
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第一章 転換期の都市政治と行政
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第二節 新しい都市づくりと行政改革の推進
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一 革新共闘の崩壊と板垣長期市政
五十八年市議選
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市議選は定数七〇名に対して九三名が立候補した。結果は自民が三増の二六、社会が五増の二〇、公明は同数の一〇、共産は三減の四、無所属一〇(二減)であった。
社会党
は立候補者全員当選を果たし、戦後札幌市議選での最高議席数を獲得した。選挙後の会派結成は変動がなく、保守系無所属議員一〇名が
新政クラブ
を結成した。これにより、自民党と
新政クラブ
の保守二会派で三六議席と過半数を占め、市長選で板垣を推薦した
公明党
も加えると、板垣市長は今回も市議会で安定的な多数派を形成した。