同日に実施された札幌市議選は、定数七〇名に対して九〇名が立候補した。結果は、自民二三、社会一九、公明一三、共産六、民社一、無所属八であった。前回に比べて、自民三減、社会一減、公明三増、共産二増となった。民社党は一二年ぶりに党公認で一名、推薦で無所属二名が当選しており、三名で会派民社クラブを結成した。自民党は会派再編に動き、自由民主党議員会(二一名)と自民クラブ(八名)を結成した。前者に無所属一名、後者には無所属五名が加入した。これに公明、民社を合わせると四五議席となり、板垣市長の市議会運営が安定的であることに変わりはなかった。