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札幌市基本構想

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 昭和六十一年十一月五日、板垣市長は札幌市長期総合計画審議会(委員四五名)に、「札幌二一世紀構想」で示されたまちづくりの方向を指針として長期総合計画を改定する諮問を行った。同審議会は、六十二年十二月二日、市長に答申を提出した。
 六十三年二月一日、市議会第一回臨時会が招集され、「札幌市基本構想」案が提出された。この基本構想や第三次長期総合計画案は策定過程での市民参加が不十分で、国の第四次全国総合開発計画に従ったまちづくりを進めるものとして同案に共産党が反対したが、自民、社会、公明、自民クラブ民社クラブの賛成多数で二月十二日に可決された(十七期小史)。「札幌市基本構想」は「札幌二一世紀構想」をほぼそのまま受けた内容であった。