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七年道知事選・道議選

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 道知事選は、横路孝弘知事の退任にともない、新人五名が立候補した。結果は、社会・公明・新進推薦で前副知事の堀達也が一六三万票を獲得し、自民・自由連合・護憲リベラル推薦、さきがけ支持を得た前衆院議員(北海道一区、平成七年一月社会党離党)の伊東秀子に八七万票の大差をつけ、初当選を果たした。
 道議選(定数一一〇)は、自民系二議席減の五一、社会系七議席減の三五、公明六、共産二、新進三などという結果となった。堀知事与党の社会、公明、新進三党は、新進とさきがけの相乗り推薦無所属議員を含めても四九議席にとどまった。札幌市では自民一二、社会八、公明三、新進二、共産一、無所属一であった。
 今回の統一地方選挙では、東京都と大阪府で無党派タレント候補(青島幸男、横山ノック)が自民、社会、公明、さきがけ、新進などの相乗り官僚出身候補を破って当選した。マスコミでは「無党派層」が選挙の帰趨を決める存在として注目されるようになった。