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農地の潰廃・転用

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 農地法にもとづく権利移動、および農地の転用状況を前の時期と比較しながらみておく。まず、農地法第三条にもとづく所有権移転は、昭和三十七年より四十七年までの間に三六八一件、三六八五ヘクタールであり、年平均にすれば三三五件、三三五ヘクタールになる。四十八年から平成七年までの間に二五九五件、二二三三ヘクタールであり、年平均にすれば一一三件、九七ヘクタールになる。
 次に、農地法第四、五条にもとづく農地の転用は、昭和三十七年より四十七年の間に九万八九六二件、六〇六九ヘクタールであり、年平均にすれば五八二一件、三五七ヘクタールになる。四十八年から平成七年までの間に一万三四六七件、三〇一二ヘクタールになる。いずれにしろ、前の時期におけるすさまじい勢いはなくなったとはいえ、相当な水準で農地の転用が進行したといえよう(市史5上 五章八節、および表45参照)。
表-45 農地法にもとづく権利移動および農地の転用
(単位:ha)
年度第3条による所有権移転第4・5条による農地の転用
件数面積件数面積
昭45143164.92,745297.9
 46148189.61,783361.4
 47286296.21,275445.3
 48384429.81,159566.0
 49172241.3709289.1
 507767.2865112.7
 5110068.0926133.1
 529489.2721169.9
 53145111.7770166.3
 549895.2747153.9
 559075.2623131.1
 5611587.0501101.7
 57128111.5601218.8
 5899114.150969.1
 5913375.135472.3
 608977.735256.2
 616557.939447.2
 626850.252074.7
 639074.3544106.7
平 110266.158890.3
  214773.063684.4
  312093.845270.1
  48261.231470.9
  57037.338842.0
  66343.8439120.5
  76432.135565.1
札幌市の農業』各年による。