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写真-6 札幌市民クリスマス(平16.12.3 札幌市教育文化会館) |
キリスト教界の多様化は、宣教の幅を多面的に広げさせた。平和、人権、環境、生活、障がい者問題など社会的関心への広がりは、教会の宣教が、新たな入信者の増加を目指す活動にとどまらないものとして捉えられるようになった。これはとみに社会問題への関わりを深めた日本基督教団北海教区の教会に限らず、カトリックにおいてもJEA加盟の教会、単立の教会などにおいても、主要な宣教課題となっている。
大都市化する札幌の〝繁栄〟の陰で、精神と生活の危機がいっそう進行している。これに対峙する教会・キリスト者によって、〝宣教〟はその幅をさらに広げつつある。