高野山の中には沢山のお寺があり、沢山のお坊さんが暮らしていたため、なかなか刈萱道心を見つけられません。 そんな時、母に聞いていた父と同じ背格好のお坊さんと出会います。 石堂丸は身の上を話し「もしやあなたさまが私の父上でございませんか」とたずねました。