善光寺の民話「石堂丸と刈萱上人」

高野山に残って修行を続けていた石堂丸こと道念は、刈萱道心の最期の言葉を夢のお告げで知ります。
初めて父としての言葉を聞いた道念は、感極まって涙を流しました。
遺言を果たすため善光寺へとやってきた道念は、父を手厚く葬ったあと地蔵尊を彫り、父の彫った地蔵尊と並べて「親子地蔵」と呼んで、末永く供養していきました。

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