/ 93ページ
画像
画像ビューア
目録ID mp000040-200010
タイトル 八景詩歌
タイトル(カナ) はっけしいか
タイトル(ローマ字)
タイトル関連
タイトル関連(カナ)
タイトル関連(ローマ字)
欧文タイトル
タイトルに関する注記
作成者
作成者(カナ)
作成者(ローマ字)
出版・製作者
出版・製作者(カナ)
出版・製作者(ローマ字)
製作年 延宝四年以前
製作年終
数量 一巻
形状 巻子
大きさ
大きさ(縦) 本紙 32.0cm
大きさ(横) 本紙 455.0cm
媒体
形態に関する注記 紙本墨書、巻子装、透漆印籠蓋桐箱、箱蓋表紙片貼付墨書「八景詩歌 一巻 筆者目録添 (印章・雲龍山勝興寺)」、付属品(筆者目録) 縦37.0cm 横51.0cm
保存状況
縮尺
その他の注記
言語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
関連する地域・場所
関連する地域・場所(カナ)
関連する地域・場所(ローマ字)
関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
内容
内容(カナ)
内容(ローマ字)
解題・説明 8人の僧侶、公卿が、瀟湘(しょうしょう)八景を題材とした漢詩と和歌を筆写し、巻物としたものである。瀟湘とは、中国の長江中流の洞庭湖(どうていこ)に流れ込む湘江およびその支流瀟水(しょうすい)のことをいい、湖南省の名勝である。『楚辞』にうたわれる伝説の皇帝・舜の妃2人と屈原の入水の地として、哀切なイメージを持った土地でもある。中国においては、宋代の画家・宋迪(そうてき)(11世紀頃)が、平沙落雁(へいさらくがん)・遠浦帰帆(えんぽきはん)・山市静嵐(さんしせいらん)・江天暮雪(こうてんぼせつ)・洞庭秋月(どうていしゅうげつ)・瀟湘夜雨(しょうしょうやう)・煙寺晩鐘(えんじばんしょう)・漁村落照(ぎょそんらくしょう)を描いたと伝えられる。 この題材は、鎌倉時代後期、日本の禅僧たちの間でも受容された。室町時代には、五山の僧侶たちの教養として浸透し、盛んに詩作され、絵にも描かれた。名所、歌枕のように、和歌に詠むことも行われ、各地の八景(博多八景、近江八景など)を生み出す契機ともなっている。勝興寺第19代住職・法薫(1759~1831)が、「布勢湖八勝」を制作したのも、こうした文化に基づくものである。制作と伝来の事情は明らかではないが、付属の筆者目録に基づき、筆者の生没年を勘案すれば、制作年代は延宝4年(1676)以前とみられる。料紙は、雲母(きら)で紋様を刷った上に、草花の形の型置きによる彩色がなされたものもある。八景それぞれ料紙の文様は異なる。筆跡、料紙装飾すべての点で見どころのある作品。
解題・説明(英語)
来歴
来歴(英語)
所蔵機関 勝興寺
原資料の所在地 勝興寺
資料番号 『勝興寺宝物展』図録番号:4、『勝興寺絵画目録』整理番号:一六八六
管理記号
カテゴリ区分 静止画
資料種別 絵画
資料分類(大分類) 宝物
資料分類(中分類) 絵画
資料分類(小分類)
文化財情報
manifest.jsonへのURL
参照データ
関連ページURL 宝物作品解説
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料 『勝興寺宝物展 重要文化財勝興寺本堂落慶記念』(勝興寺ほか 2005)
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
原資料の利用条件
権利関係・利用条件に関する注記
緯度・経度・高度に関する注記
DOI
既刊目録名 『雲龍山勝興寺絵画目録』(勝興寺文化財保存・活用事業団 2010)
デジタル化の経緯に関する注記
/ 93ページ