/ 93ページ
画像
画像ビューア
目録ID mp000170-200010
タイトル 親鸞聖人伝絵
タイトル(カナ) しんらんしょうにんでんえ
タイトル(ローマ字)
タイトル関連
タイトル関連(カナ)
タイトル関連(ローマ字)
欧文タイトル
タイトルに関する注記
作成者
作成者(カナ)
作成者(ローマ字)
出版・製作者
出版・製作者(カナ)
出版・製作者(ローマ字)
製作年 永正十六年
製作年終
数量 四幅
形状 掛幅
大きさ
大きさ(縦) 各140.1cm
大きさ(横) 各76.8cm
媒体
形態に関する注記 絹本著色、掛幅装、印籠蓋桐箱
保存状況
縮尺
その他の注記
言語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
関連する地域・場所
関連する地域・場所(カナ)
関連する地域・場所(ローマ字)
関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
内容
内容(カナ)
内容(ローマ字)
解題・説明 親鸞聖人伝絵は鎌倉時代後期、覚如上人によって初めて絵巻として制作された。この初稿本は戦乱のうちに失われたが、康永2年(1343)、再び覚如によって制作された巻子装の伝絵が今日も東本願寺に伝えられている。本願寺中興の祖・蓮如(1415~99)以降、全国に広がる門徒の組織化が進められるとともに、大勢への布教に一層効果的な掛幅装の伝絵を本願寺が下付する動きが本格化したという。そのほとんどが康永本に基づく図様を示し、勝興寺に伝わる伝絵もその一例といえる。 勝興寺本はその裏書から、永正16年(1519)に本願寺第9世・実如(蓮如五男。1458~1525)より勝興寺第8代住職・実玄(1486~1545)へ与えられたものであることが知られており、富山県内に残る伝絵の中では最も古いものの一つとされる。当時の寺は安養寺村末友(現・小矢部市)に寺基を移したばかりであり、裏書にはその所在が示されているほか、永正14年(1517)に佐渡・殊勝誓願興行寺の継承を認められ、「勝興寺」という寺号を称するようになったことを示す史料としても重要である。 4幅の掛幅装の本作では、すやり霞で区切られた物語が下方から上方へと展開していく。第一幅には、9歳の親鸞が慈円のもとで剃髪し仏門に入る場面から、弟子・蓮位の夢に聖徳太子が現われて親鸞が阿弥陀仏の化身であると告げる「蓮位夢想段」までを描く。第二幅には親鸞が師・法然の教えを継ぐものとして表わされている。第三幅では旧仏教側からの圧力により佐渡へ流され、放免後も地方に留まりながら教化を進めていく姿、第四幅では入滅葬送後に大谷廟堂に安置された影像を描き、親鸞の教えがますます広がることを予感させて終わる。(高田克宏)【参考文献】『高岡の名宝展』高岡市美術館,平成21年(2009)
解題・説明(英語)
来歴
来歴(英語)
所蔵機関 勝興寺
原資料の所在地 勝興寺
資料番号 『勝興寺宝物展』図録番号:17、『勝興寺絵画目録』整理番号:四六一
管理記号
カテゴリ区分 静止画
資料種別 絵画
資料分類(大分類) 宝物
資料分類(中分類) 絵画
資料分類(小分類)
文化財情報 富山県指定文化財
manifest.jsonへのURL
参照データ
関連ページURL 宝物作品解説
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料 『勝興寺宝物展 重要文化財勝興寺本堂落慶記念』(勝興寺ほか 2005)
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
原資料の利用条件
権利関係・利用条件に関する注記
緯度・経度・高度に関する注記
DOI
既刊目録名 『雲龍山勝興寺絵画目録』(勝興寺文化財保存・活用事業団 2010)
デジタル化の経緯に関する注記
/ 93ページ