目録ID
|
mp000190-200010
|
タイトル
|
蓮如上人真像(開基)
|
タイトル(カナ)
|
れんにょしょうにんしんぞう
|
タイトル(ローマ字)
|
|
タイトル関連
|
|
タイトル関連(カナ)
|
|
タイトル関連(ローマ字)
|
|
欧文タイトル
|
|
タイトルに関する注記
|
|
作成者
|
|
作成者(カナ)
|
|
作成者(ローマ字)
|
|
出版・製作者
|
|
出版・製作者(カナ)
|
|
出版・製作者(ローマ字)
|
|
製作年
|
大永二年
|
製作年終
|
|
数量
|
一幅
|
形状
|
掛幅
|
大きさ
|
|
大きさ(縦)
|
98.0cm
|
大きさ(横)
|
38.6cm
|
媒体
|
|
形態に関する注記
|
絹本著色、掛幅装、黒漆印籠蓋桐箱
|
保存状況
|
|
縮尺
|
|
その他の注記
|
|
言語
|
|
ISBN
|
|
ISSN
|
|
主題
|
|
主題(カナ)
|
|
主題(ローマ字)
|
|
関連する地域・場所
|
|
関連する地域・場所(カナ)
|
|
関連する地域・場所(ローマ字)
|
|
関連する人物・団体
|
|
関連する人物・団体(カナ)
|
|
関連する人物・団体(ローマ字)
|
|
内容年
|
|
内容年終
|
|
内容
|
|
内容(カナ)
|
|
内容(ローマ字)
|
|
解題・説明
|
本願寺第8世・蓮如(1415~99)の肖像である。画中に、「本願寺前住釈蓮如」の識語と、『教行信証』総序より4行「弘誓強縁多生/叵値真實浄信/億劫叵獲偶獲/行信遠喜宿縁」が書かれている。僧剛襟付きの黒衣に白い袈裟を着け、高麗縁の上畳に左を向いて座す。右手は檜扇、左手に念珠を持つ。画面の擦過・剥落が進んで像容が見えづらいが、面猊には比較的顔料がよく残り、蓮如の気骨溢れる人柄を偲ばせるような、生彩に富んだ表情が見て取れる。裏書にある願主の実悟(1492~1583)は、蓮如の第23子(第十男)。永正10年(1513)石川郡剱村清沢坊(願得寺)に入るが、翌年、実賢宗主擁立事件に連座し、本願寺内での立場が悪化した。享禄4年(1531)大小一揆(享禄の錯乱)により、寺基を焼失。本願寺第10世・証如(1516~54)の勘気を蒙り、諸国を流浪。天文19年(1550)許され、永禄年間(1558~69)に、石川郡剱村清沢の旧号を移して、河内(現・大阪府門真市御堂町)に光明山願得寺(現・大谷派別格寺院 古橋御堂)を創建した。本画像の裏書の紙や筆致は、大永2年(1522)のものとは思えないごく新しいものである。しかし、画像の様式そのものは、やや形式化しているものの、室町時代末期のものとみて差し支えないように思われる。なお、本画像の裏書に合致する内容の文書が、「下間頼秀奉書」(『雲龍山勝興寺古文書集』6)として勝興寺に蔵されている。内容は、年次不明2月朔日付、願得寺蔵蓮如御影の安置を認めるものである。ただし、『勝興寺古文書集』においても、『富山県史』通史編Ⅱ822頁においても、官途名・花押からして、偽文書と考えられると指摘されている。本画像の現・裏書は、この偽文書とともに偽作されたものと考えられる。典拠となった旧・裏書が存在し、加州石川郡時代の願得寺の常住物が、勝興寺に伝来し、その裏書をもとに偽文書が作られた可能性もあるが、現時点では不明と言わざるを得ない。(高田克宏)【参考文献】『浄土真宗と本願寺の名宝Ⅰ-受け継がれる美とこころ-』龍谷大学 龍谷ミュージアム,平成28年(2016)
|
解題・説明(英語)
|
|
来歴
|
|
来歴(英語)
|
|
所蔵機関
|
勝興寺
|
原資料の所在地
|
勝興寺
|
資料番号
|
『勝興寺宝物展』図録番号:19、『勝興寺絵画目録』整理番号:三〇九
|
管理記号
|
|
カテゴリ区分
|
静止画
|
資料種別
|
絵画
|
資料分類(大分類)
|
宝物
|
資料分類(中分類)
|
絵画
|
資料分類(小分類)
|
|
文化財情報
|
|
manifest.jsonへのURL
|
|
参照データ
|
|
関連ページURL
|
宝物作品解説
|
関連画像URL
|
|
自治体史掲載
|
|
出版物・関連資料
|
『勝興寺宝物展 重要文化財勝興寺本堂落慶記念』(勝興寺ほか 2005)
|
翻訳元の言語
|
|
権利関係・利用条件
|
|
原資料の利用条件
|
|
権利関係・利用条件に関する注記
|
|
緯度・経度・高度に関する注記
|
|
DOI
|
|
既刊目録名
|
『雲龍山勝興寺絵画目録』(勝興寺文化財保存・活用事業団 2010)
|
デジタル化の経緯に関する注記
|
|