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目録ID mp000460-200010
タイトル 松竹梅図蒔絵貝桶
タイトル(カナ) しょうちくばいずまきえかいおけ
タイトル(ローマ字)
タイトル関連
タイトル関連(カナ)
タイトル関連(ローマ字)
欧文タイトル
タイトルに関する注記
作成者
作成者(カナ)
作成者(ローマ字)
発売・製作者
発売・製作者(カナ)
発売・製作者(ローマ字)
製作年 江戸時代十七世紀
製作年終
数量 一具
形状 立体物
大きさ 正八角形一辺15.0cm
大きさ(縦)
大きさ(横)
大きさ(高さ)
材質
形態に関する注記 木造漆塗金銀蒔絵、貝六六〇個
保存状況
縮尺
その他の注記
言語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
関連する地域・場所
関連する地域・場所(カナ)
関連する地域・場所(ローマ字)
関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
内容
内容(カナ)
内容(ローマ字)
解題・説明 貝桶は、貝合わせの用具を納める桶状の容器である。大名婚礼道具の中で最も尊重すべき調度とされ、内に360対の合貝を収める。貝合わせは元々平安期の公家たちの遊戯で、貝の蓋と身に一対の絵を描き、数多くの貝の中から一対の貝を探し当てるもの。内側に描かれた絵から古典文学を連想し、自らも歌を詠むという優雅な遊びである。一方、近世の武家典礼の第一義に取り上げられた貝合わせは、蛤が他の貝とは蓋身が合わないことから、「貞婦は二夫にまみえぬ」という武家の厳しい婦徳を象徴するものとされた。本資料は八角形の合口造りで、黒漆の地に金梨地と金蒔絵を施し、合口部は濃金梨地、蓋と胴には松竹梅の蒔絵を施す。構図は低い丘に笹状の竹を這わせ、丘の盛り上がったところに丈の高い松と梅の老木が天を覆うように立っている。丘と松と梅の幹は椿炭の細粉を蒔いて濃淡をつけ、松の葉と細い枝は付描と描割り、梅は蕾を金蒔絵、開いた花は銀蒔絵、黒漆地の所々に前田家の家紋である梅鉢紋を金の平文(ひょうもん)で散りばめ、貝は内側に砂子紙を貼り、人物や草花、風景などを極彩色で描いている。本資料を誰が勝興寺に持参したかについては伝承がない。しかし、桃山時代以来の高台寺蒔絵様式を残す一方、17世紀後半に盛んになった常憲院蒔絵の技巧的な作風も僅かにみられるので、17世紀半ば頃の製作と考えられる。これに加え、前田家の家紋が入っていることから推察すれば、勝興寺第14代住職・良昌に入輿した前田家第3代当主・前田利常(1593~1658)の養女「つる」の持参品であると推定される。(高田克宏)【参考文献】『高岡の名宝展』高岡市美術館,平成21年(2009)
解題・説明(英語)
来歴
来歴(英語)
所蔵機関 勝興寺
原資料の所在地 勝興寺
資料番号 『勝興寺宝物展』図録番号:46
管理記号
カテゴリ区分 立体物
資料種別 工芸品
資料分類(大分類) 宝物
資料分類(中分類) 工芸品
資料分類(小分類)
文化財情報 富山県指定文化財
manifest.jsonへのURL
参照データ
関連ページURL 宝物作品解説
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自治体史掲載
出版物・関連資料 『勝興寺宝物展 重要文化財勝興寺本堂落慶記念』(勝興寺ほか 2005)
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権利関係・利用条件
原資料の利用条件
権利関係・利用条件に関する注記
緯度・経度・高度に関する注記
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既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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