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作品解説
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古文書
実如筆 十字名号
実如筆 十字名号
(じつにょひつ じゅうじみょうごう)
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筆跡から本願寺第9世・実如(1458~1525)筆の十字名号と考えられる。当寺には高木場(現・南砺市高窪)御坊時代の永正2年(1505)、実如から勝興寺第8代住職・実玄(1486~1545)へ下付された方便法身尊像(本尊絵像)の裏書があるので、この十字名号はその脇掛けとして下付されたものであろう。なお、これとともに九字名号も双幅として同時に下付されて安置されたと思われるが、現存しない。
(金龍教英)