実如筆 六字名号

実如筆 六字名号


実如筆 六字名号(じつにょひつ ろくじみょうごう)     [目録を見る]   [ 宝物解説へ ]
 蓮如筆と伝えられてきたが、筆跡から本願寺第9世・実如(1458~1525)の草書六字名号と考えられる。南と無の間隔が詰まり、無の中横棒と最下棒が平行など、実如筆の特色がみられる。蓮如筆の場合、無の最下棒は右上がりとなっている。

(金龍教英)