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IIIFビューア
資料名 瑩山和尚傳光録巻之三
資料名に関する注記 外題;伝光録
差出人 不詳
時代 不詳
員数 1冊
大きさ(縦) 23.4cm
大きさ(横) 16.5cm
形態に関する注記 紙本墨書
その他の注記 總持寺本
言語 日本語
主題 文書・記録
解題・説明 本写本は松下圭道氏の旧蔵本で、現在は鶴見の總持寺に所蔵されている。書写者や書写年次は不明ながら、第5冊末尾に「題号訂誤」と「旧本錯簡」の2種が書写されていることから、兀山南極が明和4年(1767)に書写した永昌院本の系統に属することが明白である。「題号訂誤」は、永昌院本の親本となった總持寺(現在の總持寺祖院)の秘庫に所蔵されていた写本に記載されていた内題「紹瑾大和尚住能州洞谷山永光寺語録」は、表題としてふさわしくないことを指摘する。「旧本錯簡」は、こちらも親本に存在した錯簡を指摘し、修正したことを記すものである。「題号訂誤」と「旧本錯簡」は、總持寺本のほか、東隆眞氏所蔵本・松源寺本の巻末にも見える。「旧本錯簡」の指摘により、古形を保持する本文に生じていた錯簡は修正され、元文への復帰が果たされた。錯簡が修正された本文を有する写本は、乾坤院本をはじめとする古形を保持した写本群と、可睡斎本や仏洲仙英開版本などの流布本群との中間的な位置にある。
所蔵機関 曹洞宗大本山總持寺
分類番号 図録-22
カテゴリ区分 文書・記録
manifest.jsonへのURL https://adeac.jp/viewitem/sojiji/viewer/iiif/d-sojiji03/manifest.json
出版物・関連資料 『禅の心とかたち―總持寺の至宝―』p62~63
『總持寺名宝一〇〇選』p66~67
権利関係・利用条件 CC BY-NC-ND(表示-非営利-改変禁止)
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