曹洞宗大本山總持寺
デジタルアーカイブ
Sojiji Digital Archives

弘徳圓明國師常濟大師行状圖』 弘徳圓明國師常濟大師行状圖
鈴木松年『不倒達磨図屏風』 鈴木松年『不倒達磨図屏風』
能州諸嶽山惣持禅寺図 能州諸嶽山惣持禅寺図
總持寺風景写真 總持寺風景写真
釈迦如来坐像 釈迦如来坐像

曹洞宗大本山總持寺は、700有余年の歴史を有する禅宗寺院で、道元禅師が入宋して日本に伝えた、禅・曹洞宗の教えが全国に展開していく中心的な役割を果たしてきました。

總持寺の最大の資産は、禅宗の代表的な寺院として、開創以来、法灯を絶やさずに保ち続けてきた日々の修行の伝統です。その修行を相承する中で、国指定重要文化財、横浜市指定文化財をはじめ、有形・無形を問わず、多くの重要な文化財・寺宝が生み出されてきました。

令和6年大本山總持寺開山太祖瑩山禅師700回大遠忌を機縁として、これまで自由に閲覧することのできなかった文化財や寺宝に、多くの方が触れられる場を提供する「デジタルアーカイブ」を公開する事となりました。

本デジタルアーカイブは大人から子どもまで禅や歴史、日本文化に関心を寄せる幅広い層に向けて、總持寺および總持寺祖院所蔵文化財に触れ親しんでいただくため構築いたしました。また、所蔵資料のうち25,000件以上の目録を公開しており、禅宗・曹洞宗に留まらず、歴史学や仏教学を中心とした多くの分野、全世界の研究者に調査研究の機会と素材を提供し、学術研究に資することも企図しています。

本デジタルアーカイブが祖師方から大切に相承してきた禅を伝える一助となることを願います。

總持寺を知る

大本山總持寺全景

總持寺の歴史

總持寺開創期の資料を中心に、仏教を開かれたお釈迦様が描かれた宝物から現代に至るまでの資料を、時系列順に並べて、貴重資料や寺宝を紹介しています。

ソウジくん

日本文化(にほんぶんか)(ぜん)むけ

(わたし)たちの身近(みぢか)にある、建築(けんちく)茶道(さどう)芸能(げいのう)絵画(かいが)食文化(しょくぶんか)から言語(げんご)(いた)るまで、日本文化(にほんぶんか)は「(ぜん)」の影響(えいきょう)(おお)きく、その深遠(しんえん)世界観(せかいかん)宗教(しゅうきょう)(わく)()国際的(こくさいてき)注目(ちゅうもく)されています。ここではその「(ぜん)」についてマスコットの「ソウジくん」が(たの)しくガイドしてくれます。

總持寺開創者・瑩山禅師を知る

弘徳圓明國師常濟大師行状圖

瑩山禅師について

諸嶽山總持寺を開かれた瑩山禅師さまのご生涯を描いた『瑩山禅師行状図』の解説や、動画、漫画などの親しみやすいコンテンツなど、様々な角度からそのご生涯にアプローチしています。

伝光録

著作『伝光録』について

『伝光録』は、瑩山禅師さまが弟子たちに向けて行った講義を、侍者が聞き書きしたものです。安政4年(1857)まで書写によって伝承されてきた資料的価値の高い写本の一部をデジタル化しました。地図で書写地も御覧いただけます。

總持寺宝蔵館(横浜)所蔵資料

總持寺祖院(能登)所蔵資料

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お知らせ


当事業は公益財団法人図書館振興財団の2022年度提案型助成事業として助成を受け実施しています。