|
公開解説
|
大谷家文書は同家に伝わった旧馬橋村(現・高円寺南、阿佐谷南、梅里ほか)の地方文書および同家関係文書から構成され、慶安元年(1648)から昭和中期に至る約300年間にわたるものである。大谷家は江戸時代初期より馬橋村に定住したといわれ、代々名主役を勤める世襲名主の家柄であり、維新後も副戸長や地租改正掛などの職務についていた。こうした背景から、馬橋村の地方文書がほぼまとまった形で残されている。このように、本文書群は質・量ともに区内有数のもので、杉並地域の近世から近代にいたる歴史・民俗を伝える貴重な史料である。 本文書群や馬橋村についての詳細は、『武蔵国多摩郡馬橋村史』および『新修杉並区史 中』を参照されたい。
|