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IIIFビューア
ジャンル 和本
資料ID 2013_WA_014
地点番号
地域 上野
資料名1 東京楽事/東亰詞
資料名1かな とうきょうらくじ/とうけいし
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 20.5×13.4×0.7
判型
時代 明治・大正
成立年月日 明治2年(1869)
成立年月日終
改印(検印)
作者名 大沼枕山/作
津田瑶圃/跋
作者情報
署名等
発行者名
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印 「瑶圃/堂藏(巻末、朱文方印)」、「伊藤/圖書(裏見返し、朱文方印)」、「□(裏表紙、朱文円印、判読不能)」
件名 画帖 台東区ゆかりの文学者 大沼枕山
スタンプ
画中文字
展示履歴 「幕末・明治の漢詩人 大沼枕山」(2018/12/21~2019/03/17)、「台東区の大名屋敷と大名庭園」(2020/12/18~2021/03/14、06/18~09/12)
解説 「幕末・明治の漢詩人 大沼枕山」:『東京楽事』は、枕山が作った漢詩編を集めた「東亰詞」に、挿絵を加えたもの。展示箇所の「病院」の図に対応する枕山の漢詩は、「満世夷装士志遷」と始まり、病を治すというよりもむしろ戦争で傷ついた兵士のための施設であった。
「台東区の大名屋敷と大名庭園」:『東京楽事』は、下谷御徒町の漢詩人、大沼枕山が作った漢詩30編を集めた「東亰詞」に、挿絵を加えたもの。書家・画家のなかには、台東区ゆかりの人物が多い。
 「病院」は、服部波山(はざん)画。波山は下谷広小路の鰻(うなぎ)店の息子として生まれ、根岸に住んだ。図には、「病院」という看板が掲げられてはいるが、外観は武家屋敷そのものである。明治元年、現在の千代田区神田和泉町にあった伊勢津藩の藤堂家上屋敷が軍事病院施設として利用された。
 展示箇所は、沖冠岳(かんがく)画。どこかはわからないが、御三家の一つの門前の風景が描かれている。明治2年の廃藩置県後、旧藩主が罰せられることなく各県知事に任命された点を揶揄(やゆ)した詩に呼応して描かれた。
備考 1帖。
「東京樂事(内題)」
室報第8号に図版掲載。布目表紙、折本、各丁切断。萩原秋巌跋。奥原晴湖、関雪江、市河万庵などの書画で大沼枕山作「東京詞」を描写。
「回陽」とは蘇る、蘇生するの意。
「瑶圃散人津田信全識/秋巌真逸萩原[キ]書「(白文方印)」「(朱文方印)」(跋)」
書込み 「新城今泉/松泉藏(裏表紙墨書)」
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
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形態に関する注記 刊写:刊本
形態:冊
様式:刊本
色:モノクロ
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