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ジャンル 和本
資料ID 2014_WA_019
地点番号
地域 台東区
資料名1 書画薈粋
資料名1かな しょがわいすい
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 22.2×15.2×1.9(2冊)
判型 その他
時代 江戸
成立年月日 天保3年(1832)9月
成立年月日終
改印(検印)
作者名 畑銀鶏/著
作者情報
署名等
発行者名 燕石楼(畑銀鶏)
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印 「皆川文庫(朱文長方印)」、「□□堂図書記(朱文長方印)」、「林氏蔵書(朱文方印)」
件名 人名録
スタンプ
画中文字
展示履歴 「台東区の大名屋敷と大名庭園」(2020/12/18~2021/03/14、06/18~09/12)、「馬琴日記」(2021/12/17~2022/03/13)。
解説 「台東区の大名屋敷と大名庭園」:江戸の文人の名前、住所、専門分野を記し、書画作品、人物紹介などを半丁に一人ずつ掲載した人名録。
 展示箇所は耽奇会の中心人物、山崎美成(よししげ)の項。上部の人物紹介欄には、「柳河侯ノ藩也。好古ノ僻アリ。」と、柳川藩に仕えていた時期があったとわかる。その関係で、留守居役という藩の重鎮職を務める西原梭江(さこう)が会に参加したと考えられる。
 美成は、和漢古今の諸書を渉猟して著述家として一家を成す。しかし、そのため長者町一丁目にあった薬屋・長崎屋が傾いたといわれる。
「馬琴日記」: 編者の畑銀鶏(はた・ぎんけい)は、堀田原(ほったわら。現、寿一・三丁目、蔵前三・四丁目)に住んでいた戯作者。書画会の顔役的な存在で、当時の文化人の情報を把握していた。
 大西椿年の項目(右側)には、躍動感あふれる蝦蟇(がま)仙人が描かれている。住所「御蔵前土手内」は里俗地名で、幕府御蔵役人の役宅(現、柳橋二丁目付近)を指すと考えられるが、天保7年(1836)『江戸現在広益人名録』や『安政文雅人名録』には、「天王町(現、浅草橋二・三丁目)」になっている。
備考 2巻2冊。書名は題簽による。
「東西の松屋平与清序(序)」松屋与清は、小山田与清。
「壬辰春花之日綾瀬漁人「長」(白文方印)「梓」(方印)(序)」
「壬辰夏五月竹□日 乾斎中井豊民「(長方印)」(序)」
「くすのいほのあるし 天野政徳(序)」
「壬辰季春 緑野處士題「敬」(方印)「斎」(方印)(序)」
「藕塘志毛正應撰「藕」(半円印)「塘」(半円印)/友人静所芹遵書「芹」(白文方印)「遵」(白文方印)(序)」
「天保壬辰孟陬燕九日 北峰成識「美」(白文半円印)「成」(白文半円印)/遂菴倫書「倫」(方印)「印」(方印)(序)」
「天保三辰とし二月 大石千引(序)」
「天保壬辰之春琴台老人東條耕子蔵父撰「耕」(白文方印)「子蔵」(方印)/華陽處士長尾景義書「栄」(序)」
「天保みとせといふ年の五月の廿日六日にしるす 平亭銀鶏(序)」
「壬辰秋日男畑時習薫沐弁言「銕」(方印)「鶏」(方印)(跋)」
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 刊写:刊本
形態:冊
様式:刊本
色:モノクロ
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