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画像
IIIFビューア
ジャンル 和本
資料ID 2015_WA_003
地点番号
地域 千束
資料名1 吉原細見 里のをだ巻評
資料名1かな よしわらさいけん さとのおだまきひょう
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 16.0×11.3×0.6
判型
時代 江戸
成立年月日 安永3年(1774)7月
成立年月日終
改印(検印)
作者名 平賀源内/著
無名子(森島中良)/跋
作者情報
署名等
発行者名
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 新吉原 細見 案内記 遊郭
スタンプ
画中文字
展示履歴 「蘭学者がつづる江戸 柴田収蔵日記」(2016/06/19~09/14)、「吉原細見の世界Ⅲ後編」(2024/12/20~2025/02/16)
室報第14号に図版掲載。
解説 「蘭学者がつづる江戸 柴田収蔵日記」:吉原の評判を書いた戯作本。収蔵は、本書の跋文(あとがきのこと)を写したとある。跋文を著したのは、源内の「門人 無名子」とあり、実は森羅万象、本名森島中良のことである。中良は蘭学者としても著名で、『蛮語箋』『紅毛雑話』『万国新話』などを著した。本書跋文は、中良の戯作における処女作とされているが、収蔵が戯作を読んでいた気配は見当たらないため、関心は蘭学者・森島中良の文章にあったと思われる。
「吉原細見の世界Ⅲ後編」:吉原の評判を書いた戯作本。本文末に「甲午の初秋 風来山人書」とあり、「風来山人」と名乗った平賀源内の著作である。本書は、冒頭の源内の自序を欠く。
 展示部分は、前の丁から続いて1行目に、「(植て見よ)花の育ぬ里もなし 心からこそ身は賤しけれ」の歌を挙げ、遊女に優劣はないと説く。さらに源内が序文を書いた『細見嗚呼御江戸』を引用した「骨太」以下女性の美醜に関わる文言が続く。
備考 1巻1冊。替え表紙修理疵あり。表紙に「[吉原/細見]里のをた巻評 [風来山人/安永三](墨書)」。
本文末に「甲午の初秋 風来山人書」とあり。著者の風来山人は平賀源内のこと。
「安永三年甲午秋七月 門人無名子誌/「(方印)」「同/塵」(方印)(跋)」
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 刊写:刊本
形態:冊
様式:刊本
色:モノクロ
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