/ 185ページ
画像
IIIFビューア
ジャンル 和本
資料ID 2015_WA_008
地点番号
地域 千束
資料名1 〔新吉原細見記〕
資料名1かな しんよしわらさいけんき
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 17.1×12.0×0.5
判型
時代 江戸
成立年月日 天保8年(1837)初秋刊
成立年月日終
改印(検印)
作者名 三亭春馬/序
作者情報
署名等
発行者名 小泉忠五郎
蔦屋重三郎(三代)/伊勢屋三次郎
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 新吉原 細見 案内記 遊郭
スタンプ
画中文字
展示履歴 「吉原細見の世界Ⅱ」(2019/12/20~2020/03/15)、「吉原細見の世界Ⅲ前編」(2024/06/21~09/16)。室報第14号に図版掲載。
解説 「吉原細見の世界Ⅱ」:本書の2年前の「天保六年新吉原仮宅場所一覧」(2017_u_016)には、画面左側「吉原元場所ニ而見世ヲ開遊女屋」の中に「■扇ヤ宇右エ門」がある。他の妓楼が吉原の外の仮宅での営業に対し、元の場所で営業できたのは、焼け残ったこともあるが大店であった証拠であろう。「■」は大籬(おおまがき)という、最も格式が高い妓楼の印である。本書5丁表下段(展示では左下)には、江戸町一丁目の楼主の名「■扇屋宇右衛門」が認められる。右上4丁裏の「大黒屋たき」は、浮世絵では浅草並木町に仮宅を設けていたことがわかる。
「吉原細見の世界Ⅲ前編」:蔦屋重三郎最後の発行となる吉原細見。浅草北馬道の小泉忠五郎が改所として名を連ね、板元は3代目蔦重と日本橋本町の伊勢屋三次郎の2人の本屋が共同出版という形式で発行した。おそらくこの頃には、単独で発行するほど経済状態はよくなかったと考えられる。
 本細見の次の号に当たる冬の細見には、蔦屋の名前はなくなり、そして同年 12 月 13 日に3代目は死没した。
備考 1巻1冊。「天保八酉初秋 応需 三亭春馬記「(瓢箪型印)(序)」
「[天保八丁酉/初秋改]改所 浅草北馬道 小泉忠五郎/版元 同町並木町 蔦屋重三郎/本町三丁目新道 伊勢屋三次郎(奥付)」
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 刊写:刊本
形態:冊
様式:刊本
色:モノクロ
/ 185ページ