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画像
IIIFビューア
ジャンル 和本
資料ID 2016_WA_006
地点番号
地域 千束
資料名1 吉原細見記
資料名1かな よしわらさいけんき
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 17.5×12.0×0.7
判型
時代 江戸
成立年月日 寛政9年(1797)正月
成立年月日終
改印(検印)
作者名 柯理/序
小泉忠五郎/改
作者情報
署名等
発行者名 蔦屋重三郎
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 新吉原 細見 案内記 遊郭
スタンプ
画中文字
展示履歴 「大吉原展」(東京藝術大学美術館2024/3/26~ 5/19)、「吉原細見の世界Ⅲ前編」(2024/06/21~09/15)。室報第14号に図版掲載。
解説 「吉原細見の世界Ⅲ前編」:【前期】吉原細見は、表紙をめくった裏側(前見返し)に、遊女、芸妓などの遊興代金「揚代」の凡例、その左側に序文が記されるのが常である。
 本細見の序文は、「柯理(からまる)」すなわち初代蔦屋重三郎が記している。序文中ほど、「我をよぶに文章を以てするをや」と「文章を以って吉原に誘う」と記す。これは、序文の目的を指すと考えられる。細見の序文は、その時代の著名な作家が、吉原の魅力を宣伝文として認めた例が多い。
 吉原細見に限らず、江戸時代の書物は、巻末の奥付に刊記があるのが常である。刊記とは、出板年月、出板地、板元を記した部分のこと。
【中期】本細見の刊記には、出板年月と板元蔦屋重三郎に加えて、「改所」として浅草田町一丁目(現、浅草五・六丁目)の小泉忠五郎の名が載る。毎年春秋に刊行するために妓楼の位置や遊女の名前など細見の内容を改める役割を担ったと考えられる。
 なお本細見の序文は、「柯理(からまる)」すなわち初代蔦屋重三郎が記している。
備考 1巻1冊。「丁巳春吉原細見記序(中略)丁巳春 柯理しるす(序)」
「寛政九年/巳正月 改所 浅草田町一丁目 小泉忠五郎/ 版元 通油町 蔦屋重三郎(奥付)」
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 刊写:刊本
形態:冊
様式:刊本
色:モノクロ
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