ジャンル
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和本
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資料ID
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2017_WA_005
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地点番号
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地域
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浅草
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資料名1
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狂歌東都花日千両
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資料名1かな
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きょうかえどはなびせんりょう
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資料名2
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資料名2かな
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シリーズ名
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英文タイトル
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縦・横・厚(cm)
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23.5×18.0×2.3
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判型
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時代
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江戸
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成立年月日
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嘉永6年(1853)11月序
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成立年月日終
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改印(検印)
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作者名
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天明老人/撰 歌川広重(初代)/画
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作者情報
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歌川豊国(三代 )
歌川国芳
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署名等
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発行者名
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版元印
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撮影地点・方角
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彫師
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蔵書印
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件名
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新吉原 日本橋 魚河岸 歌舞伎 猿若町
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スタンプ
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画中文字
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展示履歴
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「『藤岡屋日記』の世界」(2018/06/22~09/17)、「江戸の旅日記を読む」(2019/06/21~09/16)、「日記が語る台東区10 花見の日記」(2023/12/22~2024/03/17)、「吉原細見の世界Ⅲ前編」(2024/06/21~09/16)。
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解説
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「『藤岡屋日記』の世界」:幕末期の江戸の代表的名所を紹介した書物。上巻は日本橋、中巻は猿若町、下巻は新吉原を紹介する。初代広重のほか三代豊国や歌川国芳など当時の流行絵師が挿絵を担当し、地誌に浮世絵の特質を付加した書物である。展示部分は、左手に中村座の櫓が見えるので、猿若町一丁目、現在の浅草六丁目4番、5番付近の光景である。
「江戸の旅日記を読む」:一日に千両の金が動く商売を「日千両(ひせんりょう)」といった。本書は、江戸時代「日千両」として有名であった日本橋魚河岸・芝居町猿若町・遊里吉原を紹介したもの。猿若町の賑わいとして、メインストリートの雑踏は本書のようによく描かれている。しかし、『吾妻日記』で旅人が目にした桜を植えた図は、いまだ知られていない。
「日記が語る台東区10 花見の日記」:一日に千両の金が動く商売を「日千両(ひせんりょう)」といった。本書は、江戸時代「日千両」として有名であった日本橋魚河岸・芝居町猿若町・遊里吉原を紹介したもの。
展示箇所は、毎年春になると移植された仲の町の桜の様子。遊女の一人が酔っ払って桜の枝を握っている。夜愛でる桜という特異性を詠んだ「夜るめつる廓のさくらの下草に昼はねふれる海棠もあり」や、「小金井におとらぬ花の仲の町水道しりに植しさくらは」と、桜の名所小金井に比較した狂歌が周囲に散りばめられている。
「吉原細見の世界Ⅲ前編」:一日に千両の金が動く商売を「日千両(ひせんりょう)」といい、本書は、「日千両」として有名な日本橋魚河岸・芝居町猿若町・遊里吉原を紹介したもの。
展示箇所は、吉原の巻の内、妓楼の2階座敷の図。左側の丁、上段中央に「細見の山形見せし遊ひ女のとこにや」と、細見見返しにある合印の山の記号を手がかりに遊女の元へと向かった点が詠まれている。
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備考
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3巻3冊。
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書込み
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宛名面情報
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権利関係
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この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 詳しくは利用規定をご覧ください。
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形態に関する注記
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刊写:刊本 形態:冊 様式:刊本 色:モノクロ
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