ジャンル	和本
資料ID	2018_WA_002_001
地点番号
地域	浅草
資料名1	紫菜　浅草土産　初編
資料名1かな	むらさきのり　あさくさみやげ　しょへん
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚（cm）	17.8×12.0×0.6
判型
時代	江戸
成立年月日	弘化3年（1846）春
成立年月日終
改印（検印）
作者名	三世　十返舎一九（三亭春馬）/序・作 三代歌川豊国/画
作者情報
署名等
発行者名	上州屋重蔵(錦重堂)
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名	山谷堀　浅草海苔　久米の平内　頭痛神功水　文会堂
スタンプ
画中文字
展示履歴	「台東区の古代・中世」（2022/06/17～09/11）、「吉原細見の世界Ⅲ前編」（2024/06/21～09/16）。
解説	見返しでは「文会堂（山田佐助）」の上梓とあり当初は天保16年発行予定であったが、刊行が弘化3年（1846）に延期され、それにともない版元も上州屋重蔵（錦重堂）に変わったと考えられる。 「台東区の古代・中世」：梅若丸の誘拐と母花子の悲歌、木母寺梅若塚の故事、姥が池、一つ家の伝説、待乳山聖天門前の米饅頭の由来を物語にしたもの。全５編20 冊で、当館には初編～３編６冊の所蔵がある。 　歌舞伎 ・浄瑠璃の一系統で梅若伝説を主題とする作品群を「隅田川物」と呼ぶが、本書は、隅田川物の代表的作品、近松門左衛門の人形浄瑠璃「双生（ ふたご） 隅田川」の影響を強く受けている。 　展示箇所は、初編上巻、隅田川を舟で渡る場面。烏帽子（えぼし）に帷子（かたびら）と、古代の貴族の装束に描かれている。 「吉原細見の世界Ⅲ前編」：梅若丸の誘拐と母花子の悲歌、木母寺梅若塚の故事、姥が池、一つ家の伝説、待乳山聖天門前の米饅頭の由来を物語にしたもの。全５編 20 冊で、当館には初編～３編、６冊の所蔵がある。 　歌舞伎 ・浄瑠璃の一系統で梅若伝説を主題とする作品群を「隅田川物」と呼ぶが、本書は、隅田川物の代表的作品、近松門左衛門の人形浄瑠璃「双生（ふたご） 隅田川」の影響を強く受けている。 　筆者の三世十返舎一九は初代三亭春馬のことで、生家は妓楼三浦屋で、浅草に住み、通称は源兵衛、八文字屋を名乗ったという。展示箇所は、八文字屋の序文。
備考	2巻2冊。 簡易複製資料(122276447)あり。初編、二編、三編の合本「紫菜 浅草土産(複製版)」(資料番号:113592745)もあり。 「紫菜淺草土産(むらさきのりあさくさみやげ)初編上巻/春馬改十返舎一九/国貞改一陽齋豊國画/天保十六巳年春新刻/文會堂上櫻(上巻前見返し)」「(前略)御覧候かしと真じめらしくいふものは浅草の里人八文字屋のあるじ/春馬改十返舎一九(印)(序)」「國貞改一陽齋豊國画/春馬改十返舎一九作(上巻奥付)」「錦重堂藏板略目録(上巻後ろ見返し)」 「浅草みやけ下巻/國貞改豊國画/春馬改一九作/これもむさしとしもつふさに両國はしのほとり/文會堂梓/頭痛神功水 一九弘(下巻前見返し)」「國貞改一陽齋豊國画/十返舎一九作(下巻奥付)」「弘化三年丙午新版目録/地本錦繪團扇所/人形町通元大坂町代地/上州屋重藏板(下巻後ろ見返し)」
書込み
宛名面情報
権利関係	この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記	刊写：刊本 形態：冊 様式：刊本 色：モノクロ