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ジャンル 和本
資料ID 2019_WA_001
地点番号
地域 浅草橋
資料名1 蓬莱園記
資料名1かな ほうらいえんき
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 26.9×18.9×2.1(2冊)
判型
時代 明治・大正
成立年月日 明治24年(1891)3月25日出版
成立年月日終
改印(検印)
作者名 橘守部/著
橘道守/書
作者情報 奥付「[著者/故人]橘道守祖父 橘守部/發行人 東京府華族 松浦詮」
署名等
発行者名 松浦詮
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 蓬莱園 大名庭園 平戸藩上屋敷 忍岡高校 松浦家 柳北小学校
スタンプ
画中文字
展示履歴 「台東の園芸文化200年」(2009/10/16~2010/02/17)、「台東区の大名屋敷と大名庭園」(2020/12/18~2021/03/14、06/18~09/12)。室報第10号・11号に図版掲載。
解説 「台東の園芸文化200年」:鳥越の平戸藩上屋敷の庭園案内記。平仮名主体の美文で綴られる。本書は、国学者・橘守部が江戸時代になした稿を、明治時代に第12代平戸藩主・詮が発行したもの。詮は、鳥越の自邸で「好古会」を主催し、機関誌『好古類纂』を刊行、文化活動に援助を惜しまなかった。庭は、寛永9年(1632)に小堀遠州によって作られたが、関東大震災で失われ、現在は池の一部と大イチョウが残るのみである。
「台東区の大名屋敷と大名庭園」: 浅草橋の平戸藩上屋敷の庭園案内記。平仮名主体の美文で綴られる。本書は、国学者・橘守部が天保5年(1834)になした稿を、明治時代に第12代平戸藩主・松浦詮が発行したもの。詮は、浅草橋の自邸で「好古会」を開催し、機関誌『好古類纂』を刊行、文化活動に援助を惜しまなかった。蓬莱園は、寛永9年(1632)に小堀遠州によって作られたが、関東大震災で失われ、現在は池の一部と大イチョウが残るのみである。
展示箇所は、冒頭の口絵部分。左側の丁から数えて2丁(4ページ分)にわたり、中央に池を配した庭の景物が描かれる。墨刷りではあるが、国会図書館等に所蔵される絵図や、本文の文章により、植生や建材の材質が推測できる。
備考 2巻2冊。別に上巻のみ1冊(2020_WA_005)あり。
表紙木版彩色。
「橘守部著/孫道守書/蓬莱園記/明治廿四年三月刻(扉)」
「(前略)このみそのふの。おのづからにしてあめつちのことわりにかなひたらんと。ひそかによろこぼしくなん。天保の五とせ。やよひのはつかあまりなぬかの日。橘守部かしこみしるす/明治のはたちより四とせおなしやよひのはしめつかたおなしみそのふのあるしの君のおほせことかゝほりてかきうつしゝは/孫 橘道守(巻末)」
「明治廿四年三月廿三日印刷/同年同月廿五日出版/[著者/故人]橘道守祖父/橘守部/発行人 東京府華族/松浦詮/東京浅草区向柳原町二丁目一番地/印刷人 東京府士族/橘道守/東京本所区松倉町二丁目七十一番地/[製本並/発行所]東京市本所区松倉町二丁目七十一番地 橘守部著書発行所/椎本唫社(奥付)」
室報第10号に図版掲載。
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 刊写:刊本
形態:冊
様式:刊本
色:モノクロ
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