解説
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「台東区博物館ことはじめ」:上野公園で開かれた第2回内国勧業博覧会の配置を描く。現在の竹の台から東京国立博物館までが会場となっていたことがわかる。噴水の奥のJ. コンドルによる建物は、「美術館」として使用されたが、博物館開館後は、本館として使用された。その奥の「本館」は、第一回内国博では美術館として建てられたものである。
「地図でたどる台東区の変遷」:上野公園の博覧会場を上空から見た図。現在の竹の台噴水広場手前から東京国立博物館の方向を向いている。時計台、噴水、美術館などの奥には弁当屋、そば屋、寿司屋などと共に精養軒も出店している。上野精養軒は明治9年に明治政府の要請を受けて開業した。公園内の食事処および博覧会に招待した外国要人を西洋料理でもてなす社交場となった。
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