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画像
IIIFビューア
ジャンル 浮世絵
資料ID 2013_u_007_002
地点番号
地域 上野公園
資料名1 上野一覧内国博覧会之図
資料名1かな うえのいちらんないこくはくらんかいのず
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 37.0×25.2
判型 大判
時代 明治・大正
成立年月日 明治23年(1890)4月
成立年月日終
改印(検印)
作者名 歌川国貞(三代)/画
作者情報
署名等 香朝樓國貞筆
発行者名 福田熊次郎
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 第三回内国勧業博覧会 不忍池 弁天堂 上野東照宮 天龍橋 上野公園 寛永寺 松源 鳥又 無極庵 三橋 鉄道馬車 博物館 教育博物館 動物園 五重塔 桜 大仏 大黒すし 埼玉や 仲の だるま 雁鍋 五条天神 岡ムラ 人力車 上野駅 八百善 清水堂 清水観音堂 彰義隊墓
スタンプ
画中文字
展示履歴 「台東区博物館ことはじめ」(2017/06/16~09/20)、「郷土・資料調査室ってどんなところ?Ⅲ」(2019/03/23~06/16)、「上野公園~近代の歩み~」(2020/09/18~12/13)、「饗庭篁村と馬琴日記」(2023/01/20~02/15)。
解説 「台東区博物館ことはじめ」:第3回内国勧業博覧会の様子を俯瞰的に描く。鉄道馬車や人力車が行きかい、「アイチ(愛知)」「クマ本(熊本)」など各県ごとに出展場所が定められている。博物館は既に開館しているが、博覧会における「水産館」や「美術館」など各パビリオンと同格の扱いである。
「郷土・資料調査室ってどんなところ?Ⅲ」:こちらは第3回内国勧業博覧会を描いたもの。現在、東京国立博物館がある場所が博覧会会場で、その右側には蒸気機関車が見える。
「上野公園~近代の歩み~」: 明治23年4月1日から7月31日まで開かれた第3回内国勧業博覧会。当初はウィーン万国博覧会副総裁であった佐野常民を中心として、将来の万博開催を目指した「アジア博覧会」構想があったため、内国博覧会に落ち着いたが、外国人客の誘致に力が入れられた。
本館、美術館、農林館、水産館、機械館、外国製品を並べる参考館からなり、第2回の倍近くの出品数があったが、入場者数は1.2倍の102万人にとどまった。娯楽性を求めず、産業振興のためという姿勢を貫いたことが伸び悩みの原因とも言われた。
右上に蒸気機関車、手前下に鉄道馬車が見えるが、今の東京文化会館付近から両大師付近までには日本ではじめての路面電車を、東京電燈会社が走らせた。
「饗庭篁村と馬琴日記」:第3回内国勧業博覧会の様子を俯瞰(ふかん)で描いた3枚続きの内、中央の1枚である。
 画面右側の袴腰と呼ぶ崖に築かれた石段を登るとかつては山王社があった広場へと至る(現、西郷隆盛銅像付近)。ここは見晴らしが良く山王台と呼び、寛永寺清水観音堂を参詣する人びとで賑わった。
 篁村「作り菊」では、「老人を労はりながら上野の山へ入る」若い娘の描写があり、老若男女が訪れた点がわかる。
 篁村は、江戸生まれ東京育ちであることもあって、東京の名所に関心が高く、「東京人の東京見物」という随筆も記している。
備考 印刷兼発行者 日本橋区長谷川丁十九バンチ 福田熊次郎
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 形態:縦絵
様式:3枚続
色:カラー
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