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画像
IIIFビューア
ジャンル 浮世絵
資料ID 2015_u_003
地点番号
地域 千束
資料名1 江戸八景 吉原の夜雨
資料名1かな えどはっけい よしわらのよるのあめ
資料名2
資料名2かな
シリーズ名 江戸八景
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 26.2×37.9
判型 大判
時代 江戸
成立年月日 天保14年(1843)~弘化4年(1847)
成立年月日終
改印(検印)
作者名 渓斎英泉/画
作者情報
署名等 「渓斎/英泉画」「山本(白文印)」「販(白文印)」
発行者名 山本久兵衛
山本屋平吉
版元印 よし町川岸山本
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 夜景 雨 新吉原 日本堤 五十間道 駕籠
スタンプ
画中文字
展示履歴 「江戸の旅日記を読む」(2019/06/21~09/16)、「馬琴日記」(2021/12/17~2022/03/13)、「吉原細見の世界Ⅲ後編」(2024/12/20~2025/02/16)。室報第10号に図版掲載。
解説 「江戸の旅日記を読む」:日本堤を通って吉原へ向かう駕籠が手前に見える。江戸時代には身分が高い人物は駕籠を用いていたが、険しい道のりの場合では庶民でも駕籠を利用した。本図の場合は、吉原へ行く素性を隠したい人物が、駕籠を利用したと考えられる。駕籠に記された「山久」の文字は、版元「山本屋久兵衛」のこと。
「馬琴日記」:英泉の描く吉原の雨の夜景。雨という悪条件でも吉原の付近は賑やかであった。日本堤の高い視点から吉原方面を描いているため、人家が密集している点や五十間道が曲がりくねって低い位置に通されている点が一目でわかる。英泉は、吉原遊女をよく描き、自らが妓楼を経営したこともある。
 英泉は、「八犬伝」挿絵などを手掛けた関係で、馬琴日記には頻繁に登場する。
「吉原細見の世界Ⅲ後編」:吉原は「悪所」であり日常とは別の異世界と位置付けられていた。そのため、日本堤の大通りから直接見ることのできないよう、S字を描いて曲げられ、やや下った位置に五十間道が作られた。
備考
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 形態:横絵
色:カラー
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