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画像
IIIFビューア
ジャンル 浮世絵
資料ID 2016_u_032
地点番号
地域 浅草
資料名1 東京名所年中行事 十月 浅草奥山きくの花
資料名1かな とうきょうめいしょねんじゅうぎょうじ じゅうがつ あさくさおくやまきくのはな
資料名2
資料名2かな
シリーズ名 東京名所年中行事
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 36.4×24.5
判型 大判
時代 明治・大正
成立年月日 明治13年(1880)3月1日
成立年月日終
改印(検印)
作者名 歌川広重(三代)/画
作者情報 画工 南紺屋町廿七番地 安藤徳兵エ
署名等 廣重畫
発行者名 野田茂政
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 菊花壇 本堂 幟 生人形 盆栽 松 浅草寺 浅草奥山 洋傘 池 花屋敷 花やしき
スタンプ
画中文字
展示履歴 「夢の黄金郷『遊園地』(練馬区立石神井公園ふるさと文化館、2016/09/17~11/13)、「台東区の縁日」(2018/09/21~12/16)、「外国人が見た台東区」(2020/06/19~09/13)。室報第10号に図版掲載。
解説 台東区の縁日:東京の10月の名所として、浅草奥山にあった「花屋敷」の菊花壇が選ばれている。菊花壇をしつらえる菊の鑑賞方法は、江戸時代中期から昭和戦前まで盛んにおこなわれ、公家→武家→庶民と広がり、庶民が享受するようになったのは、江戸近郊の駒込・巣鴨の植木屋による菊細工の流行がきっかけであった。幕末から明治初期になると、浅草の植木屋が開園した「花屋敷」にも菊花壇や菊人形が登場し、東京中から人びとが訪れる観光地になっていった。
外国人が見た台東区:花屋敷の10月の風景。菊の花が真っ盛りで、見物する人びとで賑わっている。菊は古代に中国からもたらされたが、江戸時代中期には、江戸菊、嵯峨菊、肥後菊など豊富な園芸品種が生み出された。幕末から明治期には江戸菊がもてはやされ、ロバート・フォーチュンが「赤色の長い花弁が毛髪のように咲き乱れ」たと記した菊は、一度開花してから花弁がそり返っていく江戸菊の特徴をあらわしている。
備考
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 形態:縦絵
色:カラー
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